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2/192024年3月に上陸したメルセデス・ベンツの新型車「CLEクーペ」。これまでの「Cクラス クーペ」と「Eクラス クーペ」のふたつを統合するかたちで新たに開発された。
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3/19「シャークノーズ」と呼ばれる「CLEクーペ」の逆スラントフロントマスク。数々の「スリーポインテッドスター」があしらわれた、立体的な新デザインのラジエーターグリルが採用されている。
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4/19日本に導入されるのは48Vマイルドハイブリッドシステムが採用された「CLE200クーペ スポーツ」の1機種で、車両本体価格は850万円。オープントップの「カブリオレ」も2024年中に投入される予定だ。
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5/19メルセデス・ベンツの 2 ドアクーペで伝統的に採用されるロングホイールベース、ショートオーバーハング、ロングボンネットのプロポーションを継承している。
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6/19ボディーサイズは全長×全幅×全高=4850×1860×1420mmで、ホイールベースは2865mm。ボディーサイドではショルダーラインに沿って伸びる前後2本のプレスラインが目を引く。
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7/19インテリアの基本意匠は最新の「Cクラス」に準じたもの。インストゥルメントパネルには12.3インチのドライバーインフォメーションディスプレイと、11.9インチの縦型センターディスプレイを配置。
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8/19「CLEクーペ」専用にデザインされたスポーツシートを標準で装備。今回試乗した車両では、90万円の有償オプションとなる「レザーエクスクルーシブパッケージ」が選択されていた。
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9/19リアシートは2人掛けで、乗車定員は4人。ショルダールームは「Eクラス クーペ」よりも54mm拡大された。左右それぞれに小物入れが、シートセンターに小物入れとカップホルダーが配置されている。
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10/19今回試乗した「CLE200クーペ スポーツ」の外板色は、「スペクトラルブルー」と呼ばれる8万円の有償オプション。これを含め同モデルには全9色のボディーカラーが設定されている。
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11/19「CLE200クーペ スポーツ」のフロントボンネット内部。最高出力204PS、最大トルク320N・mの2リッター直4ガソリンターボエンジンに、同23PS、同205N・mを発生するISGと呼ばれるマイルドハイブリッド機構を組み合わせている。
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12/19センターコンソール下部左に走行モード切り替え用の「DYNAMIC SELECT」スイッチを配置。「CLE200クーペ スポーツ」では「ECO」「Comfort」「Sport」「Individual」の4種類から走行モードを任意に選択できる。
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13/19ACCの操作スイッチは、ステアリングホイール右側に位置するツインスポークスポークの下部に集中レイアウトされている。スイッチは静電容量式で、機能的な配置。ハンドルを握りながら親指だけで操作が行えた。
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14/19今回の試乗車両には、オプションの電子制御サスペンション「ダイナミックボディーコントロール」と、4輪操舵システム「リアアクスルステアリング」が追加されていた。乗り心地は思いのほか快適で、目地段差を越えたときのショックも上手に処理されている。
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15/19「20インチAMGアルミホイール(RVM)」は、オプションの「ドライバーズパッケージ」に含まれるアイテム。今回の試乗車は、フロントに245/35R20、リアに275/30R20サイズの「グッドイヤー・イーグルF1アシメトリック5」タイヤが組み合わされていた。
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16/19トランクの容量は420リッターで、リアシートの背もたれには40:20:40の分割可倒機構も採用。フットトランクオープナーが内蔵された自動開閉トランクリッドを標準で装備している。
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17/19凹凸の少ないつるりとしたリアセクションでは、トランクリッド後端にまで続く滑らかなルーフラインと、左右をひとつながりとした新デザインのテールランプが目を引く。
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18/19メルセデス・ベンツCLE200クーペ スポーツ
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生方 聡
モータージャーナリスト。1964年生まれ。大学卒業後、外資系IT企業に就職したが、クルマに携わる仕事に就く夢が諦めきれず、1992年から『CAR GRAPHIC』記者として、あたらしいキャリアをスタート。現在はフリーのライターとして試乗記やレースリポートなどを寄稿。愛車は「フォルクスワーゲンID.4」。
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