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1/22
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2/22開発をタイが主導し、インドで生産される「ホンダWR-V」。日本での月販目標は3000台とされている。
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3/22今回の試乗車は最上級グレード「Z+」で、オプションも含めた総額は282万8100円。エントリーグレード「X」は209万8800円から手に入る。
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4/22パワーユニットは最高出力118PS/6600rpm、最大トルク142N・m/4300rpmを発生する1.5リッター4気筒自然吸気エンジンのみの設定。ホンダの登録車で電動パワートレインの設定がないのはほかに「シビック タイプR」だけ。
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5/22タイヤ&ホイールは17インチがおごられている。この試乗車は「ブリヂストン・トランザT005A」を履いていた。
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6/22車名は「Winsome Runabout Vehicle(ウインサム ランナバウト ビークル)」の頭文字から。インドでは「エレベイト」の名で販売されている。
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7/22ちょっとしたダートに乗り入れてみる。駆動方式はFFのみの設定で、4WDモデルは開発の予定もないという。
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8/22ダッシュボードは水平基調のすっきりとしたデザイン。黒ずくめで華やかではないが、操作に迷うようなところは何もない。
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9/22角度を変えて運転席のヘッドレスト付近から。ボンネットの先端までこんなにも見渡せるクルマはちょっと珍しい。サイドミラーを通じた後側方視界も素晴らしい。
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10/22ATセレクターはシンプルなストレート式で、パーキングブレーキはいわゆるサイドブレーキ。操作に迷う人はいないだろう。
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11/22この試乗車に装着されていたHonda CONNECT対応の9インチナビゲーション(ディーラーオプション)はお値段20万2400円の最上級モデル。もっと安価な8インチのナビや8インチのディスプレイオーディオも選べる。
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12/22足まわりはフロントがストラットでリアがトーションビーム。高級感があるわけではないが、多少の不整路を走ってもラフな突き上げは感じなかった。
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13/22シートのサイズはたっぷりとしており、運転席にはハイトアジャスターも備わっている。エントリーの「X」はファブリック表皮で、その他のグレードはファブリックとプライムスムース(合皮)のコンビ表皮。
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14/22後席の広さが「WR-V」の自慢のひとつ。インドではショーファードリブン用途にも使われるというだけあって、足元はだいぶゆったりとしている。
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15/22広いだけではなく、後席にもエアコンの吹き出し口を完備。このセグメントではぜいたくな装備だ。
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16/22衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制制御、アダプティブクルーズコントロール、車線維持支援機能などは全車に標準で装備される。
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17/22この試乗車のボディーカラーは3万8500円のオプションカラー「イルミナスレッドメタリック」。同価格で4色が設定され、無償で選べるのは「クリスタルブラックパール」のみ。
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18/22ステアリングホイールにはレザーが巻かれる(「X」はウレタン)。シフトパドルに加えて、チルト&テレスコピック調整機能も備わっている。
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19/22荷室の容量は458リッター。奥行きも天井の高さもたっぷりある。
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20/22後席の背もたれを倒してみる。「ヴェゼル」とは違ってセンタータンクレイアウトのシャシーではないため、後席のダイブダウン/チップアップには対応していない。
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21/22あくまでエントリークラスのため、例えばドアをロックすると車内に「ガチャン」という金属音が響き渡る。オートワイパー機能が付かないのも残念。
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22/22ホンダWR-V Z+

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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