-
1/19
-
2/19日本でも2024年5月8日にオーダーが始まっている新型「マセラティ・グランカブリオ」。今回の試乗車でもあるV6エンジン搭載の「トロフェオ」から導入される。
-
3/191931年の「4CS」と1932年の「8CM」(ともにレースカー)が原点とされるマセラティのオープントップモデル。1959年の「3500GTスパイダー」、1964年の「ミストラル スパイダー」などを経て、2009年に先代「グランカブリオ」がデビューした。
-
4/19フロントマスクは先にデビューした4座クーペの「グラントゥーリズモ」と共通。ただしAピラーやリアフェンダーまわりのボディーパネルなどはすべてつくり変えられている。
-
5/19試乗の舞台は北イタリアのリゾート地であるストレーザだ。
-
マセラティ グランカブリオ の中古車webCG中古車検索
-
6/19フロントに積まれる3リッターV6ツインターボの「ネットゥーノ」ユニットは最高出力550PSと最大トルク650N・mを発生。ドライブトレインは4WDのみの設定だ。
-
7/19電動ソフトトップの開閉に要する時間はそれぞれ約15秒。タッチパネルをスワイプ&ホールドすることで簡単に操作できる。
-
8/19ソフトトップを閉めたところ。キャンバスのカラーは「ブラック」「マリーン」「チタングレー」「グレージュ」「ガーネット」の全5種類。
-
9/19フロントフェンダーには3連エアベントとともに「trofeo」バッジが備わっている。
-
10/19フロントがダブルウイッシュボーン、リアがマルチリンクの足まわりにはエアサスペンションが標準装備。可変ダンピングシステムも備わっている。
-
11/19ダッシュ中央には12.3インチのディスプレイと8.8インチのディスプレイを二段構えでレイアウト。プッシュボタン式のシフトセレクターはその間に挟まれている。
-
12/19ヘッドレスト一体型シートの首元には緩やかな温風を噴出させられる「ネックウオーマー」を装備。鮮やかなこの試乗車のインテリアカラーは「ロッソ」。
-
13/19後席にも立派なヘッドレストが備わっており、いったん収まってしまえば大人でもきちんと座れる。左右のシート間にはソナス・ファベールのサブウーファーが搭載される。
-
14/19最高速は316km/h、0-100km/h加速のタイムは3.6秒を豪語する。
-
15/19ステアリングの左スポーク下にスタート/ストップスイッチを、右スポーク下にドライブモードセレクトダイヤルをレイアウト。モードは「GT」(デフォルト)と「コンフォート」「スポーツ」「コルサ」の全4種類で、中央のボタンでサスペンションの設定のみを変えることもできる。
-
16/19マセラティ伝統のダッシュボードの時計は盤面全体が液晶表示タイプに。時計としてのデザインが変えられるだけでなく、Bluetooth接続したスマートフォンの通知をポップアップ表示することもできる。
-
17/19あり余るほどのパワーを備えていてもあくまできれいに走らせたい「グランカブリオ トロフェオ」。希少なプレミアムスポーツGTだ。
-
18/19マセラティ・グランカブリオ トロフェオ
-
19/19

南陽 一浩
1971年生まれ、静岡県出身、慶應義塾大学卒。出版社を経てフリーライターに。2001年に渡仏して現地で地理学関連の修士号を取得、パリを拠点に自動車や時計、男性ファッションや旅関連を取材する。日仏の男性誌や専門誌へ寄稿した後、2014年に帰国。東京を拠点とする今も、雑誌やウェブで試乗記やコラム、紀行文等を書いている。
マセラティ グランカブリオ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ランボルギーニ・ウルスSE(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.3 ランボルギーニのスーパーSUV「ウルス」が「ウルスSE」へと進化。お化粧直しされたボディーの内部には、新設計のプラグインハイブリッドパワートレインが積まれているのだ。システム最高出力800PSの一端を味わってみた。
-
ダイハツ・ムーヴX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.2 ダイハツ伝統の軽ハイトワゴン「ムーヴ」が、およそ10年ぶりにフルモデルチェンジ。スライドドアの採用が話題となっている新型だが、魅力はそれだけではなかった。約2年の空白期間を経て、全く新しいコンセプトのもとに登場した7代目の仕上がりを報告する。
-
BMW M5ツーリング(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.1 プラグインハイブリッド車に生まれ変わってスーパーカーもかくやのパワーを手にした新型「BMW M5」には、ステーションワゴン版の「M5ツーリング」もラインナップされている。やはりアウトバーンを擁する国はひと味違う。日本の公道で能力の一端を味わってみた。
-
ホンダ・シビック タイプRレーシングブラックパッケージ(FF/6MT)【試乗記】 2025.8.30 いまだ根強い人気を誇る「ホンダ・シビック タイプR」に追加された、「レーシングブラックパッケージ」。待望の黒内装の登場に、かつてタイプRを買いかけたという筆者は何を思うのか? ホンダが誇る、今や希少な“ピュアスポーツ”への複雑な思いを吐露する。
-
BMW 120d Mスポーツ(FF/7AT)【試乗記】 2025.8.29 「BMW 1シリーズ」のラインナップに追加設定された48Vマイルドハイブリッドシステム搭載の「120d Mスポーツ」に試乗。電動化技術をプラスしたディーゼルエンジンと最新のBMWデザインによって、1シリーズはいかなる進化を遂げたのか。
新着記事
-
NEW
BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー
2025.9.5エディターから一言かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。 -
NEW
谷口信輝の新車試乗――BMW X3 M50 xDrive編
2025.9.5webCG Movies世界的な人気車種となっている、BMWのSUV「X3」。その最新型を、レーシングドライバー谷口信輝はどう評価するのか? ワインディングロードを走らせた印象を語ってもらった。 -
NEW
アマゾンが自動車の開発をサポート? 深まるクルマとAIの関係性
2025.9.5デイリーコラムあのアマゾンがAI技術で自動車の開発やサービス提供をサポート? 急速なAIの進化は自動車開発の現場にどのような変化をもたらし、私たちの移動体験をどう変えていくのか? 日本の自動車メーカーの活用例も交えながら、クルマとAIの未来を考察する。 -
新型「ホンダ・プレリュード」発表イベントの会場から
2025.9.4画像・写真本田技研工業は2025年9月4日、新型「プレリュード」を同年9月5日に発売すると発表した。今回のモデルは6代目にあたり、実に24年ぶりの復活となる。東京・渋谷で行われた発表イベントの様子と車両を写真で紹介する。 -
新型「ホンダ・プレリュード」の登場で思い出す歴代モデルが駆け抜けた姿と時代
2025.9.4デイリーコラム24年ぶりにホンダの2ドアクーペ「プレリュード」が復活。ベテランカーマニアには懐かしく、Z世代には新鮮なその名前は、元祖デートカーの代名詞でもあった。昭和と平成の自動車史に大いなる足跡を残したプレリュードの歴史を振り返る。 -
ホンダ・プレリュード プロトタイプ(FF)【試乗記】
2025.9.4試乗記24年の時を経てついに登場した新型「ホンダ・プレリュード」。「シビック タイプR」のシャシーをショートホイールベース化し、そこに自慢の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を組み合わせた2ドアクーペの走りを、クローズドコースから報告する。