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1/4スズキは2024年6月7日、タイの四輪子会社であるスズキ・モーター・タイランド(写真下)の工場を2025年末までに閉鎖すると発表した。同工場は2012年に生産を開始し、ピーク時には年間6万台を生産していた。(写真はスズキのオフィシャルサイトから)
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2/4タイのエコカープロジェクト適合車種として、2012年にタイ国内で生産・販売された「スズキ・スイフト」(写真はタイ仕様の2012年モデル)。税制優遇策に伴い普及するかにみえたが、その制度が終わると、次第にセールスも落ち込んでしまった。
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3/4上のタイ製「スイフト」と同時期にインド国内で生産・販売された、スイフトのインド仕様車。グリルやホイールのデザインはタイ仕様とは異なっているようだ。今後生産拠点のなくなるタイ市場には、アセアン域内や日本・インドの工場で生産された完成車が輸入されることになる。
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4/42024年3月下旬から4月上旬にかけて開催された、タイのバンコク国際モーターショーでの光景。日本車のブースの向こうには、勢いを増しつつある中国メーカーのブースがずらりと並ぶ。今回スズキはタイ工場の閉鎖を決めたが、もし、その施設を必要とする中国メーカーに売却したならば、長い目で見ればさらなる脅威となる可能性もある。

工藤 貴宏
物心ついた頃からクルマ好きとなり、小学生の頃には自動車雑誌を読み始め、大学在学中に自動車雑誌編集部でアルバイトを開始。その後、バイト先の編集部に就職したのち編集プロダクションを経て、気が付けばフリーランスの自動車ライターに。別の言い方をすればプロのクルマ好きってとこでしょうか。現在の所有車両は「スズキ・ソリオ」「マツダCX-60」、そして「ホンダS660」。実用車からスポーツカーまで幅広く大好きです。
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