-
1/21
-
2/21ヒョンデの高性能ブランドであるN初の電気自動車として登場した「アイオニック5 N」。「N」の名称は開発拠点のある韓国の南陽(Namyang)と開発テストの舞台であるドイツのニュルブルクリンク(Nürburgring)の頭文字からとっている。
-
3/21日本での発売日は2024年6月5日で、価格は858万円。オプションで選べるのはボディーカラーのみという潔い設定だ(この試乗車の「パフォーマンスブルー」は0円)。
-
4/21フロントには空力性能を高めるエアカーテンとアクティブエアフラップ付きの専用バンパーを装備する。
-
5/21リアには大型のディフューザーを装着。フロントバンパーの延長分と合わせてボディー全長がスタンダードな「アイオニック5」よりも70mm長い4715mmになっている。
-
ヒョンデ(ヒュンダイ) の中古車webCG中古車検索
-
6/21駆動用バッテリーの容量は84kWh。ヒョンデの自社計測値ながら、WLTCモードによる一充電走行距離は561kmに達するという。
-
7/21スタンダードな「アイオニック5」ではホワイトやブラウンも選べるのに対し、インテリアカラーはブラックのみのストイックな設定だ。
-
8/21センターコンソールもまたスタンダードモデルにはない装備。サイドにニーパッドが貼られている。
-
9/21シフトセレクターはステアリングコラムから生える。やけに太いのはウインカー(右)との間違いを防ぐためか。
-
10/21前後のモーターを合わせたシステム最高出力は609PSで、「N Grin Boost」作動時には650PSを発生。どちらのモーターも最高回転数は2万1000rpmとされており、これによって最高速260km/hを実現している。
-
11/21シート表皮は本革とアルカンターラの組み合わせ。腰の部分が低く、少し膝が上がったような座り方になる。
-
12/21後席は座面のスライドとリクライニングが可能。ホイールベースが3000mmもあるため空間の広さは文句なし。
-
13/21荷室の容量はスタンダードモデルよりも47リッター小さい480リッター。ボンネット下の収納スペースもなくなっている。
-
14/21ホイールのGセンサーと6軸のジャイロセンサーでセンシングする電子制御式可変ダンパーを装備。ボディー剛性がアップしていることとも相まって乗り心地は良好に感じられた。
-
15/21「ノーマル」モード時の液晶メーター。センター部分の表示はカスタマイズできるが、バッテリー温度の管理をいかに重視しているかがよく分かる。
-
16/21「N eシフト」をオンにするとタコメーターが表示され、8段DCTのような疑似変速が可能。パドルで手動変速してもいいが、何もしないといかにもDCTのような自動変速もしてくれる。
-
17/2112.3インチのタッチスクリーンでスポーツドライビングにまつわる各種項目を非常に細かく設定できる。画面右下の「パフォーマンスオプション」をタッチするとメニューの深い階層に入れる。
-
18/21「パフォーマンスオプション」をタッチしたところ。「N eシフト」や「Nアクティブサウンド+」はここでアクティブにできる。
-
19/21タッチスクリーンは普通のインフォテインメントシステムとしても優秀。左にフローティングしているウィンドウは、スライドすると表示項目を変えられる。
-
20/21ヒョンデ・アイオニック5 N
-
21/21

生方 聡
モータージャーナリスト。1964年生まれ。大学卒業後、外資系IT企業に就職したが、クルマに携わる仕事に就く夢が諦めきれず、1992年から『CAR GRAPHIC』記者として、あたらしいキャリアをスタート。現在はフリーのライターとして試乗記やレースリポートなどを寄稿。愛車は「フォルクスワーゲンID.4」。
ヒョンデ(ヒュンダイ) の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ホンダN-ONE e:G(FWD)【試乗記】 2025.12.17 「ホンダN-ONE e:」の一充電走行距離(WLTCモード)は295kmとされている。額面どおりに走れないのは当然ながら、電気自動車にとっては過酷な時期である真冬のロングドライブではどれくらいが目安になるのだろうか。「e:G」グレードの仕上がりとともにリポートする。
-
スバル・クロストレック ツーリング ウィルダネスエディション(4WD/CVT)【試乗記】 2025.12.16 これは、“本気仕様”の日本導入を前にした、観測気球なのか? スバルが数量限定・期間限定で販売した「クロストレック ウィルダネスエディション」に試乗。その強烈なアピアランスと、存外にスマートな走りをリポートする。
-
日産ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション/ルークスX【試乗記】 2025.12.15 フルモデルチェンジで4代目に進化した日産の軽自動車「ルークス」に試乗。「かどまる四角」をモチーフとしたエクステリアデザインや、リビングルームのような心地よさをうたうインテリアの仕上がり、そして姉妹車「三菱デリカミニ」との違いを確かめた。
-
アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター(FR/8AT)【試乗記】 2025.12.13 「アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター」はマイナーチェンジで4リッターV8エンジンのパワーとトルクが大幅に引き上げられた。これをリア2輪で操るある種の危うさこそが、人々を引き付けてやまないのだろう。初冬のワインディングロードでの印象を報告する。
-
BMW iX3 50 xDrive Mスポーツ(4WD)【海外試乗記】 2025.12.12 「ノイエクラッセ」とはBMWの変革を示す旗印である。その第1弾である新型「iX3」からは、内外装の新しさとともに、乗り味やドライバビリティーさえも刷新しようとしていることが伝わってくる。スペインでドライブした第一報をお届けする。
新着記事
-
NEW
フォルクスワーゲンTロックTDI 4MOTION Rライン ブラックスタイル(4WD/7AT)【試乗記】
2025.12.20試乗記冬の九州・宮崎で、アップデートされた最新世代のディーゼルターボエンジン「2.0 TDI」を積む「フォルクスワーゲンTロック」に試乗。混雑する市街地やアップダウンの激しい海沿いのワインディングロード、そして高速道路まで、南国の地を巡った走りの印象と燃費を報告する。 -
NEW
失敗できない新型「CX-5」 勝手な心配を全部聞き尽くす!(後編)
2025.12.20小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ小沢コージによる新型「マツダCX-5」の開発主査へのインタビュー(後編)。賛否両論のタッチ操作主体のインストゥルメントパネルや気になる価格、「CX-60」との微妙な関係について鋭く切り込みました。 -
NEW
フェラーリ・アマルフィ(FR/8AT)【海外試乗記】
2025.12.19試乗記フェラーリが「グランドツアラーを進化させたスポーツカー」とアピールする、新型FRモデル「アマルフィ」。見た目は先代にあたる「ローマ」とよく似ているが、肝心の中身はどうか? ポルトガルでの初乗りの印象を報告する。 -
NEW
谷口信輝の新車試乗――ポルシェ911カレラT編
2025.12.19webCG Movies「ピュアなドライビングプレジャーが味わえる」とうたわれる「ポルシェ911カレラT」。ワインディングロードで試乗したレーシングドライバー谷口信輝さんは、その走りに何を感じたのか? 動画でリポートします。 -
ディーゼルは本当になくすんですか? 「CX-60」とかぶりませんか? 新型「CX-5」にまつわる疑問を全部聞く!(前編)
2025.12.19小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ「CX-60」に後を任せてフェードアウトが既定路線だったのかは分からないが、ともかく「マツダCX-5」の新型が登場した。ディーゼルなしで大丈夫? CX-60とかぶらない? などの疑問を、小沢コージが開発スタッフにズケズケとぶつけてきました。 -
EUが2035年のエンジン車禁止を撤回 聞こえてくる「これまでの苦労はいったい何?」
2025.12.19デイリーコラム欧州連合(EU)欧州委員会が、2035年からのEU域内におけるエンジン車の原則販売禁止計画を撤回。EUの完全BEVシフト崩壊の背景には、何があったのか。欧州自動車メーカーの動きや市場の反応を交えて、イタリアから大矢アキオが報告する。





























