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2/20今回の試乗車は「ホンダ・フリード クロスター」。1.5リッター純ガソリンモデルのFF車、5人乗りのこのグレードの車両本体価格は281万2700円。
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3/20ちょっと古い数字だが、発売1カ月後の2024年7月27日にホンダが発表した新型「フリード」の初期受注台数は約3万8000台。「クロスター」の純ガソリンモデルが占める割合はそのわずか3%とのこと。
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4/20ホイールは「クロスター」専用デザイン。先代モデルとは異なりホイールアーチに立体的なクラッディングが備わっているが、この「トワイライトミストブラックパール」のボディーカラーとの組み合わせだとありがたみは薄い。
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5/201.5リッター4気筒エンジンは最高出力118PS、最大トルク142N・mを発生。先代モデルと基本的に同じユニットだが、直噴からポート噴射に改められている。
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6/20これまで5人乗り仕様は「フリード+」として存在していたが、新型では「フリード」に統合。「クロスター」にのみ設定される。
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7/20リアのアンダーガード風のシルバーパーツはテールゲート側に付いており、開口部は地面ギリギリにまで達する。ユーティリティーボード(前後2分割式)による2階建て構造が特徴だ。
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8/202列目を格納し、バックレスト裏のボードを展開したところ。わずかに段差が残っているが、この上にマットを敷けば車中泊にも十分使えるはずだ。
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9/20ユーティリティーボードをどけてみる。収納場所に迷ったが、車中泊スタイルのときに隙間を埋めるためのボードと一緒にバックレストの背面にベルトで留めてみた。
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10/20衝突被害軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロールなどは全グレードに標準装備。ただし、マルチビューカメラシステムはハイブリッドの一部グレードにオプション設定されるのみで、純ガソリン車には装着できない。
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11/20インテリアカラーは「クロスター」専用のブラック×カーキ。助手席前方のトレーの上にはアッパーボックスが備わっている。
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12/20シート表皮はファブリックとプライムスムース(合皮)の組み合わせ。シートヒーターが標準装備だ。
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13/205人乗り仕様の後席はベンチシートで、3列シート仕様の場合は左右独立のキャプテンシートになる。座面を前方にはね上げてそこにバックレストを倒し込むと、先に紹介した車中泊仕様のスペースが出来上がる。
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14/20大がかりなアレンジができることの弊害なのか、後席は床面と座面との高低差が十分ではない。身長178cmの人が座ると、ご覧のように膝が浮いてしまう。
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15/20かつてのホンダ車とは一線を画すしなやかな足まわりが新型の持ち味。ロールの量は決して小さくないが、山道ではついついペースが上がってしまいがちだ。
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16/20荷室両サイドにあるマグネット対応のユーティリティーサイドパネルは「クロスター」の5人乗りの専用装備だ。
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17/20ラゲッジランプのほかに、テールゲートの裏側にも照明が付いている。周囲のユーティリティーナットを活用してランタンをぶら下げれば車中泊がさらに盛り上がりそうだ。
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18/20荷室の左側には12Vのシガーソケットが備わっている。
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19/20ホンダ・フリード クロスター
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高平 高輝
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