-
1/122023年5月に発表された「アストンマーティンDB12」に夜の首都高で試乗した。DB12は、世界で最も美しいスポーツカーと私が確信する「DB11」の後継モデルであり、アストンの次世代スポーツカー製品群の第1弾とされている。
-
2/12リアスポイラーのないシンプルな造形も「DB12」の特徴。2022年7月に発表された新デザインのエンブレムがDB12にも採用されている。
-
3/12「DB12」のフロントマスク。グリルがデカくなるなど顔のエグみが増したことで、「DB11」の貴族感が薄れたような気がする。
-
4/12斜め上に開く「スワンウイング」と呼ばれるドアも健在。こうしたこだわりがどことなく貴族っぽい。
-
5/12搭載されるエンジンは4リッターV8ツインターボで、最高出力680PS/6000rpm、最大トルク800N・m/2750-6000rpmを発生。V12エンジンを搭載する先代のハイパフォーマンスモデル「DB11 AMR」をも上回るパワーを誇る。
-
アストンマーティン の中古車webCG中古車検索
-
6/12「DB12」のエンジンルームには、車両の最終検査を行った担当者の名前が入り、「HAND BUILD IN GREAT BRITAIN」と記されたプレートが貼られている。
-
7/12ボディーサイズは全長×全幅×全高=4725×2145×1295mm、ホイールベース=2805mm。全長と全高は従来モデルの「DB11」とほぼ同等である。
-
8/12夜の首都高を走ってみると、「DB12」はものすごくパワフルだった。「DB11」の510PSはちょうどいい速さであったが、680PSは速すぎる。動力性能については、0-100km/h加速が3.6秒、最高速が325km/hと発表されている。
-
9/12ボディーには、近年のアストンマーティン車に共通する接着アルミニウム構造を採用。アンダーボディーコンポーネントがアップデートされ、車体のねじり剛性は「DB11」より約7%向上しているという。
-
10/12エクステリアデザインは「DB11」の進化版といえるもので、大きく張り出したリアフェンダーや特徴的なフローティング状のルーフラインなどが継承されている。
-
11/12センターコンソールパネルにイグニッションスイッチやシフトセレクター、エアコンのコントローラーなどが集約されている。夜間照明が美しい。
-
12/12アストンマーティンといえば映画『007』シリーズに登場するボンドカーということで、それっぽいポーズでキメてみた。残念ながら確か「DB11」も「DB12」もいまのところ同作品には登場していないのだが。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
アストンマーティン の中古車webCG中古車検索
カーマニア人間国宝への道の新着記事
-
第337回:「ルーチェ」に比べればタダ同然 2026.6.8 清水草一の話題の連載。フルモデルチェンジで3代目に進化した「日産リーフ」を夜の首都高に連れ出した。「非常に良くなった」「静かで快適」といった評判を耳にする量販・量産BEVのパイオニアに、カーマニアは何を感じた?
-
第336回:やっぱり絶交! 2026.5.25 清水草一の話題の連載。夜の首都高に200台の台数限定で販売される「マツダ スピリット レーシング・ロードスター12R」で出撃した。手作業で組まれた2リッター直4エンジンを搭載するマツダ入魂のスポーツモデルに、カーマニアは何を感じた?
-
第335回:水平尾翼が効いてるのかな 2026.5.11 清水草一の話題の連載。フルモデルチェンジで2代目となった「シトロエンC5エアクロス」で、夜の首都高に出撃した。最新のデザイン言語を用いて進化した内外装とマイルドハイブリッドの走りに、元シトロエンオーナーは何を感じた?
-
第334回:親でもここまではしてくれまい 2026.4.27 清水草一の話題の連載。先日試乗した「トヨタGRヤリスRZ“ハイパフォーマンス”+エアロパフォーマンスパッケージ」はすごかった。MTと縦引きパーキングブレーキの組み合わせを用意してくれるトヨタは、カーマニアにとってもはや神である。
-
第333回:毛が生えようが、ハゲようが 2026.4.13 清水草一の話題の連載。「ジープ・アベンジャー」に追加設定された4WDモデル「アベンジャー4xeハイブリッド」で夜の首都高に出撃した。ステランティスで広く使われるマイルドハイブリッドパワートレインと4WDの組み合わせやいかに。
新着記事
-
NEW
中東の戦闘終結で一段落? 各国の“危機的ガソリン価格”を振り返る
2026.6.18デイリーコラムアメリカ・イラン間で戦闘終結に向けた合意が2026年6月15日に成立。今後、原油をはじめ流通と物価の落ち着きを期待したいところだが……。各国のガソリン価格はどこまで高騰したのか、同年5月の危機的状況を振り返ってみよう。 -
NEW
シボレー・コルベットZ06コンバーチブル3LZ(MR/8AT)【試乗記】
2026.6.18試乗記ルマンウイナーのパフォーマンスを、爽快なオープンエアで満喫! レース直系のV8エンジンと、圧倒的なシャシー性能が自慢の「シボレー・コルベットZ06コンバーチブル」に試乗。広く門戸が開かれた、アメリカンスーパースポーツの魅力の一端に触れた。 -
NEW
第966回:フェラーリ・ルーチェ 地元イタリアで一般人はこう見た&大矢的こころ
2026.6.18マッキナ あらモーダ!その斬新すぎるデザインで物議を醸している、フェラーリ初の量産電気自動車「ルーチェ」。このクルマは、おひざ元のイタリアではどのように受け止められているのか? かの地において自動車史と自動車文化をつぶさに見てきた大矢アキオがリポートする。 -
NEW
写真で解説する新型「日産キックス」
2026.6.17画像・写真日産がコンパクトSUV「キックス」をフルモデルチェンジ。内外装がガラリと新しくなったのはもちろんのこと、日産の国内向けモデルでは初の第3世代「e-POWER」を搭載するなどした意欲作だ。写真とともに進化ポイントを解説する。 -
自動車メーカーにとってBEV開発は「経営のお荷物」なのか?
2026.6.17デイリーコラム自動車メーカーによるBEV計画見直しの発表が相次いでいる。事業環境が大きく変わっているのは確かだが、メーカーにとってBEVは「できることなら手がけたくない」「隙あらばやめたい」商品なのだろうか。国内メーカーの動向から考えた。 -
第116回:激論! BEVスーパースポーツ(前編) ―株価を暴落させた「フェラーリ・ルーチェ」のカーデザイン―
2026.6.17カーデザイン曼荼羅フェラーリが、メルセデスAMGが、立て続けに電気自動車のスーパースポーツを発表! 特に注目を集めた……というか物議を醸したのが「フェラーリ・ルーチェ」だ。株価の急落まで引き起こしたいわくつきの造形を、カーデザインの識者と考察する。





























