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2/172024年7月19日に発売された「ホンダCR-V e:FCEV」。生産拠点のあるアメリカでは1.5リッターターボ車や2リッターハイブリッド車も販売されている。
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3/17ボディーサイズは全長×全幅×全高=4805×1865×1690mm。先代モデルより200mmも長くなったが、2700mmのホイールベースは変わらない。
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4/17価格は809万4900円でリース販売のみ。CEV補助金等が見込めるとはいえ、ホンダの国内ラインナップでは最高額モデルだ。
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5/17フロントに搭載される駆動用モーターは最高出力177PS、最大トルク310N・mを発生する。
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6/17GMと共同開発したFCスタックは最高出力125PSを発生。水素タンクは荷室下(56リッター)と後席下(53リッター)の2つに分けて搭載される。
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7/17容量17.7kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーを搭載し、充電電力のみでも約61kmを走れる。水素ステーションの普及率を考えるとありがたい仕様だ。
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8/17ホンダの計測値ながら燃料消費率は129.0km/kgとされている。満タン・満充電からの航続可能距離は約621km。
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9/17足まわりはフロントがストラットでリアがマルチリンク。入力に応じて減衰力を変化させる振幅感応式ダンパーを採用している。
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10/17エアアウトレットにメッシュを使った水平基調のダッシュボードは「シビック」や「ZR-V」に通ずるデザイン。高額車だけあってBOSEのプレミアムサウンドシステム(12スピーカー)を標準で装備する。
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11/17シート表皮は合成皮革のプライムスムース。横ステッチが主張するクラシカルなデザインがいい感じ。
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12/1740:60分割式の後席はリクライニング機能付き。座面が妙に長くて立派なのは下に水素タンクが搭載されているためだろうか。
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13/17渋滞追従機能付きのアダプティブクルーズコントロールなどの先進運転支援システムはひと通りそろっている。加減速などのセッティングはパワートレインに合わせて最適化されている。
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14/17水素タンクが搭載されるため荷室はこのような階段状になっている。
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15/17この段差を生かすためのボードが備わっており、荷室を上下2段に分けて活用可能。後席の背もたれを倒した場合はボードとフラットな空間が生まれる。
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16/17ホンダCR-V e:FCEV
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渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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