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2/19今回は導入記念特別仕様車の「エディション1」に試乗。価格は2635万円で、装着オプションがひとつもないのにフル装備だ。
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3/19ご覧のとおり見た目はエンジン車の「Gクラス」とほとんど変わらない。「G580」だけボンネット中央がわずかに高くなっている。
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4/19ボディーをぐるりと囲むモールにブルーのラインが入っているのが「エディション1」の証しだ。
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5/19ラダーフレームの間に詰め込むようにして容量116kWhもの駆動用リチウムイオンバッテリーを搭載。WLTCモードの一充電走行距離は530km。
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6/194輪それぞれを個別のモーターでドライブ。システム全体では最高出力587PS、最大トルク1164N・mを発生する。
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7/194つのモーターはそれぞれ2段の変速機を内蔵し、ローレンジに入れると減速比が2:1に変わる。個別にホイールロックすることで仮想的なデフロック機能も使える。
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8/19充電ポートは車体の右側に備わっている。最大出力150kWまでの急速充電と6kWまでの普通充電に対応するが、普通充電の場合は0-100%に20時間近くを要することになる。
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9/19リアにはスペアタイヤに代えて収納ボックスを背負っている。パンク時は修理キットで対応することになる(車内に積んである)。
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10/19足まわりはフロントがダブルウイッシュボーン、リアがド・ディオン。いずれもコイルサスを組み合わせている。
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11/19ブルーアクセント入りのカーボントリムやブルーのステッチ類が「エディション1」ならではの特徴。右ハンドルも選べる。
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12/19「G-TURN」と「G-STEERING」、そしてローレンジのスイッチはダッシュボードの中央に備わっている。
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13/19「G-TURN」の作動画面では車両のアイコンがくるくる回る。「最小回転半径で方向転換可能」と表示されているが、車両自体の最小回転半径は6.3mと公表されている。
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14/19シート表皮はナッパレザー。Gがかかった側のサイドサポートを張り出させて体を支えてくれる「ドライビングダイナミックシート」機能が備わっている。
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15/19回生ブレーキの強度はステアリングパドルで調整できる。左右のどちらかを長引きすると、前走車に合わせて自動で強さをコントロールする「インテリジェント回生」モードに設定できる。
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16/19荷室の容量は620~1990リッター。エンジン車よりも20リッター少ないとされているが、写真を見比べても違いが分からなかった。
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17/19ボンネットを開けると一面がカバーで覆われており、これはそれも外したところ。写真中央に横たわる黒いバーが「G-ROAR」のサウンドジェネレーター。
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18/19メルセデス・ベンツG580 with EQテクノロジー エディション1
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今尾 直樹
1960年岐阜県生まれ。1983年秋、就職活動中にCG誌で、「新雑誌創刊につき編集部員募集」を知り、郵送では間に合わなかったため、締め切り日に水道橋にあった二玄社まで履歴書を持参する。筆記試験の会場は忘れたけれど、監督官のひとりが下野康史さんで、もうひとりの見知らぬひとが鈴木正文さんだった。合格通知が届いたのは11月23日勤労感謝の日。あれからはや幾年。少年老い易く学成り難し。つづく。
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