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                  1/22
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                  2/22排気量1.2リッター超級のビッグアドベンチャーのなかでも、圧巻の人気を誇る「BMW R1300GSアドベンチャー」。大容量の燃料タンクや、悪路走破性と快適性を併せ持つ足まわり、ロングツーリングに好適な快適装備、先進のライディングアシスト機能などを装備している。
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                  3/22「X」型のヘッドランプの上とリアシートの後方には、先進運転支援システム用のレーダーを搭載。アクティブクルーズコントロールや、フロントコリジョンワーニング、レーンチェンジワーニングなどの機能が搭載される。
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                  4/22アシの仕様は2種類で、「アダプティブ車高制御機能」仕様のシート高は860-890mm、「アダプティブ車高制御機能コンフォート」仕様のシート高は840-870mmで可変する。これとは別に、シートにはアジャスト機能が備わっており、座面を低い位置でセットすると、20mmシート高を下げられる。
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                  5/22ラインナップは全3種類。「ツーリング」とツーリングのATモデルに加え、ハンドルライザーバーやハンドルガード、エンデューロフットレストなどを備え、シート高が20mm高い「アダプティブ車高制御機能」を備えた「GSスポーツ」も用意される。
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                  6/22「R-GS」シリーズ史上最高のアウトプットを誇る、排気量1.3リッターのボクサーエンジン。いかついエンジンガードは、「倒れた状態で、バイクの上で人がジャンプしても大丈夫」というほどの丈夫さを誇る。
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                  7/22ガソリンタンクの容量は圧巻の30リッター。カタログ燃費は20.4km/リッター(WMTCモード)なので、計算上の航続距離は、実に600km(!)を超える。
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                  8/22満載された各種先進装備は、6.5インチのTFT液晶カラーディスプレイで作動状態を確認、操作する。
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                  9/22試乗に供されたのは、電子制御トランスミッション「ASA」の搭載車だったので、左ハンドルバーにクラッチレバーは存在しなかった。
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                  10/22左のスイッチボックスに備わる「D/M」モードの切り替えスイッチ。Mモードではライダーの操作によって変速が行われるが、減速時には自動でシフトダウンする。
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                  11/22マニュアル変速モードの際、ヤマハの「Y-AMT」などは左スイッチボックスのスイッチレバーで(要するに手で)操作を行うのに対し、BMWの「ASA」はフットレバーで(要は足で)操作する。
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                  12/22「R1300GSアドベンチャー」の商品説明会より、「ASA」の内部。「シフトとクラッチをアクチュエーターで操作する」という仕組み自体のは他社の電子制御トランスミッションと共通だが、BMWのASAでは、シフト/クラッチ自体の各機構も大きく専用化されている。(写真:webCG)
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                  13/22クラッチはアクチュエーターがじかにアームを動かすのではなく、回転するギアの側面に掘られた渦巻き型のゲートに沿ってアームを動かし、油圧を発生させる仕組みだ。手動(足動?)変速時に用いるフットレバーもバイ・ワイヤ式で、機械的にはセレクタードラムとつながっていない。(写真:BMWモトラッド)
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                  14/22「ASA」は「N(ニュートラル)」に加え、1速の下のギアポジションに「P」レンジが備わるのが特徴。停車してイグニッションを切ると、自動でPレンジに入り、バイクが動いてしまうのを防ぐ。(写真:webCG)
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                  15/22緻密にスロットルやクラッチを制御する「ASA」だが、それでも徐行などの超低速時には、やや操作が難しく感じられた。こうした場合は、他のAT車と同じく、リアブレーキを活用したほうが無難だろう。
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                  16/22フロントサスペンションは「R-GS」シリーズ伝統のテレレバー式。車体とフォークをつなぐA字型のセミトレーリングアームにスプリングストラットが備わっており、高い走行安定性と路面追従性を実現する。
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                  17/22こちらはリアのダンパーユニット。サスペンショントラベルは、前が210mm(伸び:69mm/縮み:141mm)、後ろが220mm(伸び66mm/縮み:154mm)だ。
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                  18/22「DAS(ダイナミックサスペンションアジャストメント)」はアダプティブ車高制御の採用に加えて、ダンピング制御もセミアクティブ式からアクティブ式に進化した。選択されているライディングモードや走行環境、ライダーの操作に応じて前後のダンピングを自動調整し、ソロでも2人乗りでも、大荷物の積載時にも、より高いレベルの走行安定性と快適性を提供できるようになった。
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                  19/22タイヤサイズは前が120/70R19、後ろが170/60R17。試乗車には高いオンロード性能とオフロード性能を併せ持った、「ミシュラン・アナキーアドベンチャー」が装着されていた。
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                  20/22走行シーンや速度域を問わず、常に走る楽しさが感じられた今回の試乗。それこそが、「BMW R1300GSアドベンチャー」というバイクの一番の魅力といえるだろう。
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                  21/22BMW R1300GSアドベンチャー
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                  22/22
 

後藤 武
ライター/エディター。航空誌『シュナイダー』や二輪専門誌『CLUBMAN』『2ストマガジン』などの編集長を経てフリーランスに。エアロバティックスパイロットだった経験を生かしてエアレースの解説なども担当。二輪旧車、V8、複葉機をこよなく愛す。
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