-
1/19
-
2/194代目「BMW X3」に与えられた開発コードは「G45」。日本では2024年11月28日に発売された。
-
3/19ボディーのスリーサイズは全長×全幅×全高=4755×1920×1660mmで、先代モデルよりも前後左右に大きくなり、少しだけ低くなった。数字以上に伸びやかになった印象だ。
-
4/19もはやバンパーと呼べる突起はなくなり、フロントまわりは滑らかな曲線で構成されている。例によって巨大なグリルは周囲がLEDでライトアップされる仕掛け。
-
5/19左右が離れたリアコンビランプは「XM」に似ている。ドアパネル下部の深いプレスラインがボディー全体を薄く見せている。
-
BMW X3 の中古車webCG中古車検索
-
6/19今回の試乗車は「X3 20d xDrive Mスポーツ」。先代なら「X3 xDrive20d Mスポーツ」だったはずだが、ネーミングルールが少し変わっている。
-
7/19「20d xDrive Mスポーツ」はブラック基調にアルミトリムをあしらったインテリアが標準。無償・有償のオプションでほかに4タイプが用意されている。
-
8/19フロントドアの前端には「マルチファンクショナルコントロールエレメント」と呼ばれるエリアが備わっている。エアアウトレットとその電動調整スイッチ、そしてドアオープナーをアンビエントライトが取り囲んでいる。
-
9/19センターコンソールの前端にカップホルダーとスマートフォンのワイヤレスチャージャーを装備。これもアンビエントライトで囲まれる。
-
10/19マイルドハイブリッドの2リッターディーゼルターボエンジンは最高出力197PS、最大トルク400N・mを発生する。
-
11/19シートに限らず標準のインテリアはアルカンターラとヴェガンザ(ビーガンレザー)によるほぼレザーフリーの仕立てだ(ステアリングはレザー巻き)。
-
12/19後席はセンタートンネルの左右のふくらみが小さく、真ん中の人でも比較的きちんと座れる。
-
13/19ダウン側のシフトパドルはブースト機能(10秒間)のトリガーも兼ねている。
-
14/19「20d xDrive Mスポーツ」はMスポーツサスペンションを装備。その名に恥じぬ乗り味ながら、最低地上高は他グレードと同じ216mmを確保している。
-
15/19インフォテインメントシステムには最新の「BMW OS 9」を搭載。かつてのドライブモードはマイモードに置き換えられている。
-
16/19荷室の容量は570~1700リッター。左右の壁面にはコンビニフックが備わっている。
-
17/19荷室の床下にトノカバーが収納できるのは最新のBMWのSUVに共通の長所だ。
-
18/19BMW X3 20d xDrive Mスポーツ
-
19/19

今尾 直樹
1960年岐阜県生まれ。1983年秋、就職活動中にCG誌で、「新雑誌創刊につき編集部員募集」を知り、郵送では間に合わなかったため、締め切り日に水道橋にあった二玄社まで履歴書を持参する。筆記試験の会場は忘れたけれど、監督官のひとりが下野康史さんで、もうひとりの見知らぬひとが鈴木正文さんだった。合格通知が届いたのは11月23日勤労感謝の日。あれからはや幾年。少年老い易く学成り難し。つづく。
BMW X3 の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】 2025.9.17 最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。
-
トヨタ・ハリアーZ“レザーパッケージ・ナイトシェード”(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.16 人気SUVの「トヨタ・ハリアー」が改良でさらなる進化を遂げた。そもそも人気なのにライバル車との差を広げようというのだから、その貪欲さにはまことに頭が下がる思いだ。それはともかく特別仕様車「Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”」を試す。
-
BMW M235 xDriveグランクーペ(4WD/7AT)【試乗記】 2025.9.15 フルモデルチェンジによってF74の開発コードを得た新型「BMW 2シリーズ グランクーペ」。ラインナップのなかでハイパフォーマンスモデルに位置づけられる「M235 xDrive」を郊外に連れ出し、アップデートされた第2世代の仕上がりと、その走りを確かめた。
-
スズキ・アルト ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.13 「スズキ・アルト」のマイナーチェンジモデルが登場。前後のバンパーデザインなどの目に見える部分はもちろんのこと、見えないところも大きく変えてくるのが最新のスズキ流アップデートだ。最上級グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
-
トヨタGRヤリスRZ“ハイパフォーマンス”【試乗記】 2025.9.12 レースやラリーで鍛えられた4WDスポーツ「トヨタGRヤリス」が、2025年モデルに進化。強化されたシャシーや新しいパワートレイン制御、新設定のエアロパーツは、その走りにどのような変化をもたらしたのか? クローズドコースで遠慮なく確かめた。
新着記事
-
NEW
「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」…… メイド・イン・チャイナの日本車は日本に来るのか?
2025.9.19デイリーコラム中国でふたたび攻勢に出る日本の自動車メーカーだが、「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」と、その主役は開発、部品調達、製造のすべてが中国で行われる車種だ。驚きのコストパフォーマンスを誇るこれらのモデルが、日本に来ることはあるのだろうか? -
NEW
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.9.19試乗記プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。 -
ロレンツォ視点の「IAAモビリティー2025」 ―未来と不安、ふたつミュンヘンにあり―
2025.9.18画像・写真欧州在住のコラムニスト、大矢アキオが、ドイツの自動車ショー「IAAモビリティー」を写真でリポート。注目の展示車両や盛況な会場内はもちろんのこと、会場の外にも、欧州の今を感じさせる興味深い景色が広がっていた。 -
第845回:「ノイエクラッセ」を名乗るだけある 新型「iX3」はBMWの歴史的転換点だ
2025.9.18エディターから一言BMWがドイツ国際モーターショー(IAA)で新型「iX3」を披露した。ざっくりといえば新型のSUVタイプの電気自動車だが、豪華なブースをしつらえたほか、関係者の鼻息も妙に荒い。BMWにとっての「ノイエクラッセ」の重要度とはいかほどのものなのだろうか。 -
建て替えから一転 ホンダの東京・八重洲への本社移転で旧・青山本社ビル跡地はどうなる?
2025.9.18デイリーコラム本田技研工業は東京・青山一丁目の本社ビル建て替え計画を変更し、東京・八重洲への本社移転を発表した。計画変更に至った背景と理由、そして多くのファンに親しまれた「Hondaウエルカムプラザ青山」の今後を考えてみた。 -
第4回:個性派「ゴアン クラシック350」で“バイク本来の楽しさ”を満喫する
2025.9.18ロイヤルエンフィールド日常劇場ROYAL ENFIELD(ロイヤルエンフィールド)の注目車種をピックアップし、“ふだん乗り”のなかで、その走りや使い勝手を検証する4回シリーズ。ラストに登場するのは、発売されたばかりの中排気量モデル「ゴアン クラシック350」だ。