-
1/16ホンダの量販モデルとして初めてハンズフリー運転支援機能が採用された「アコードe:HEV Honda SENSING(ホンダセンシング)360+」。
-
2/16日産アリア
-
3/16トヨタ・ミライ
-
4/16スバル・フォレスター
-
5/16日本で初めてハンズオフ機能が採用されたのは「BMW 3シリーズ」で、2019年夏以降の販売車から搭載された。
-
6/16高速域でのハンズオフ走行を可能にしているシステムは、いずれも3D高精度地図データを採用。通常のナビゲーションシステムの地図データとは異なり、cm単位の高い精度を備えるほか、平面ではなく立体的な道路データや、カーブの曲線、センターラインの種類など、さまざまな情報が収録されている。
-
7/16ハンズオフ機能の国際基準には、いざというときにドライバーが安全に運転を引き継げること、ドライバーの状態を監視するモニタリングシステムを搭載することなど、さまざまなルールが存在する。
-
8/16ハンズオフ機能を備えるような高度な運転支援システムには、たいていの場合、追い越し時などに車両が自動で車線変更を行う車線変更支援機能もセットとなっているが……。
-
9/16そうしたシステムでは、ハンズオフ走行中でも車線変更時にはドライバーがハンドルを握る必要があり、システムも表示や警告音などでそれを促す仕組みとなっている。(写真:荒川正幸)
-
10/16日本では2021年3月より、自動運転レベル3のシステムを搭載した世界初のモデル「ホンダ・レジェンドHonda SENSING Elite」が数量限定でリース販売された。
-
11/16自動運転レベル3のシステムでは、機能の作動中、ドライバーは映像コンテンツの視聴やナビ操作などが可能となるのだが、日本ではあまりその利を求める向きはいないようで、「ホンダ・レジェンド」以降、レベル3のシステムを搭載したモデルは現れていない。
-
12/16日本車として初めてハンズオフ機能を搭載した「日産スカイライン」。自動操舵技術に関する、日本独自の基準に基づいて開発されたモデルだ。日本は世界に先んじて技術を磨くことで、国際基準づくりでも主導的な立場を得てきた。
-
13/162019年5月の「ProPILOT2.0」の説明会より。同システムは、ナビゲーションシステムと連携し、高速域でのハンズオフ走行も可能とした先進運転支援システムだった。
-
14/16昨今、自動車かいわいでいろいろと物議を醸しているアメリカも、日本やドイツと同じく、いち早くハンズオフ機能が市販車に実装された国だ。GMが「スーパークルーズ」、フォードが「ブルークルーズ」、テスラが「オートパイロット」という名で採用しているが、日本でこれらのハンズオフ機能を体験することは、今のところできない。
-
15/16アメリカでは、連邦政府の自動車基準に適合していることをメーカーが認証する、自己認証制度をとっている。日本や欧州のように国が認証しているわけではないので、そもそも相互認証ができないのだ。
-
16/16ハンズオフ機能をはじめ、昨今のモデルにはさまざまな先進運転支援機能が搭載されている。苦手意識がある人も、ぜひ機会があれば試してみてほしい。(写真:荒川正幸)

石井 昌道
デイリーコラムの新着記事
-
ミシュランもオールシーズンタイヤに本腰 全天候型タイヤは次代のスタンダードになるか?NEW 2025.10.16 季節や天候を問わず、多くの道を走れるオールシーズンタイヤ。かつての「雪道も走れる」から、いまや快適性や低燃費性能がセリングポイントになるほどに進化を遂げている。注目のニューフェイスとオールシーズンタイヤの最新トレンドをリポートする。
-
マイルドハイブリッドとストロングハイブリッドはどこが違うのか? 2025.10.15 ハイブリッド車の多様化が進んでいる。システムは大きく「ストロングハイブリッド」と「マイルドハイブリッド」に分けられるわけだが、具体的にどんな違いがあり、機能的にはどんな差があるのだろうか。線引きできるポイントを考える。
-
ただいま鋭意開発中!? 次期「ダイハツ・コペン」を予想する 2025.10.13 ダイハツが軽スポーツカー「コペン」の生産終了を宣言。しかしその一方で、新たなコペンの開発にも取り組んでいるという。実現した際には、どんなクルマになるだろうか? 同モデルに詳しい工藤貴宏は、こう考える。
-
航続距離は702km! 新型「日産リーフ」はBYDやテスラに追いついたと言えるのか? 2025.10.10 満を持して登場した新型「日産リーフ」。3代目となるこの電気自動車(BEV)は、BYDやテスラに追いつき、追い越す存在となったと言えるのか? 電費や航続距離といった性能や、投入されている技術を参考に、競争厳しいBEVマーケットでの新型リーフの競争力を考えた。
-
新型「ホンダ・プレリュード」の半額以下で楽しめる2ドアクーペ5選 2025.10.9 24年ぶりに登場した新型「ホンダ・プレリュード」に興味はあるが、さすがに600万円を超える新車価格とくれば、おいそれと手は出せない。そこで注目したいのがプレリュードの半額で楽しめる中古車。手ごろな2ドアクーペを5モデル紹介する。
新着記事
-
NEW
アウディQ5 TDIクワトロ150kWアドバンスト(4WD/7AT)【試乗記】
2025.10.16試乗記今やアウディの基幹車種の一台となっているミドルサイズSUV「Q5」が、新型にフルモデルチェンジ。新たな車台と新たなハイブリッドシステムを得た3代目は、過去のモデルからいかなる進化を遂げているのか? 4WDのディーゼルエンジン搭載車で確かめた。 -
NEW
第932回:参加者9000人! レトロ自転車イベントが教えてくれるもの
2025.10.16マッキナ あらモーダ!イタリア・シエナで9000人もの愛好家が集うレトロ自転車の走行会「Eroica(エロイカ)」が開催された。未舗装路も走るこの過酷なイベントが、人々を引きつけてやまない理由とは? 最新のモデルにはないレトロな自転車の魅力とは? 大矢アキオがリポートする。 -
NEW
ミシュランもオールシーズンタイヤに本腰 全天候型タイヤは次代のスタンダードになるか?
2025.10.16デイリーコラム季節や天候を問わず、多くの道を走れるオールシーズンタイヤ。かつての「雪道も走れる」から、いまや快適性や低燃費性能がセリングポイントになるほどに進化を遂げている。注目のニューフェイスとオールシーズンタイヤの最新トレンドをリポートする。 -
NEW
BMW M2(後編)
2025.10.16谷口信輝の新車試乗もはや素人には手が出せないのではないかと思うほど、スペックが先鋭化された「M2」。その走りは、世のクルマ好きに受け入れられるだろうか? BMW自慢の高性能モデルの走りについて、谷口信輝が熱く語る。 -
NEW
スバル・ソルテラET-HS プロトタイプ(4WD)/ソルテラET-SS プロトタイプ(FWD)【試乗記】
2025.10.15試乗記スバルとトヨタの協業によって生まれた電気自動車「ソルテラ」と「bZ4X」が、デビューから3年を機に大幅改良。スバル版であるソルテラに試乗し、パワーにドライバビリティー、快適性……と、全方位的に進化したという走りを確かめた。 -
第849回:新しい「RZ」と「ES」の新機能をいち早く 「SENSES - 五感で感じるLEXUS体験」に参加して
2025.10.15エディターから一言レクサスがラグジュアリーブランドとしての現在地を示すメディア向けイベントを開催。レクサスの最新の取り組みとその成果を、新しい「RZ」と「ES」の機能を通じて体験した。