-
1/19
-
2/192025年2月に追加導入が発表された「BMW 1シリーズ」のディーゼルモデル。現在ラインナップされる「120d」と「120d Mスポーツ」のうち、今回は車両本体価格が528万円となる後者に試乗した。
-
3/19リアピラーに備わる「ホフマイスターキンク」と呼ばれるデザインのパネルに、モデル名の「1」が刻まれた最新の「BMW 1シリーズ」。現行モデルは2004年に登場した初代から数えて4代目にあたる。型式名はF70。
-
4/19F40と呼ばれる先代モデルに引き続き、エンジン横置きのFFレイアウトを基本とする最新の「1シリーズ」。薄く横長のヘッドランプ形状や、低めに位置する左右に斜めのバーを入れたキドニーグリルのデザインが新しい。
-
5/19水平方向のキャラクターラインや新デザインのLEDリアコンビランプでワイド感が強調された「1シリーズ」のリアビュー。エンブレムの数字は車名を示す先頭の「1」が大きくなっており、これは最新世代モデルに共通するデザイン要素である。
-
BMW 1シリーズ の中古車webCG中古車検索
-
6/19「120d Mスポーツ」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4370×1800×1450mm、ホイールベースは2670mm。Mスポーツグレードは標準モデルの「120d」よりも車高が15mm低い。
-
7/19BMWでおなじみとなったカーブドディスプレイを採用するコックピット。iDriveコントローラーが姿を消し、フラットになったセンターコンソールなどが最新のBMWであることを印象づけている。
-
8/1910.25インチのマルチディスプレイメーターパネルと、タッチパネル機能が付く10.7インチのワイドコントロールディスプレイを組み合わせたカーブドディスプレイの横に、「Mスポーツ」を象徴する3色のステッチがあしらわれている。
-
9/19小さなレバー式のシフトセレクターやドライブモードセレクター、スタート/ストップスイッチなどが整然と配置されるシフトパネル。スイッチの基本デザインやレイアウトなどはエンジン横置きのBMW各車と共通している。
-
10/1948Vマイルドハイブリッド機構を組み込んだ2リッター直4ディーゼルターボエンジンを搭載。エンジン単体で最高出力150PS/最大トルク360N・mを、モーター単体で同20PS/同55N・mを発生する。
-
11/19メーターデザインは3つの基本レイアウトから選択できる。どのデザインを選んでも、走行データやナビ、ADAS、オーディオといった中央の表示情報を任意で変更することができる。
-
12/19「Mスポーツ」グレードにはスポーツブーストモード機能が備わる。ステアリングホイール左のシフトパドルを1秒引き続けると、最大10秒間にわたりパワートレインとシャシーシステムが最もスポーティーな設定に変更される。
-
13/19荷室容量は5人乗車時で380リッター。リアシートの背もたれを前方に倒すことで最大1200リッターにまで拡大できる。足の動きでリアゲートの開閉が行えるオートマチックテールゲートが「1シリーズ」全車に標準で装備される。
-
14/19「120d Mスポーツ」では、18インチの「MライトアロイホイールYスポークスタイリング975Mバイカラー」が標準装備とされる。今回の試乗車は225/45R18 サイズの「グッドイヤー・イーグルF1アシメトリック6」タイヤを組み合わせていた。
-
15/19オイスターと呼ばれるオフホワイト系の「パーフォレーテッドヴェガンザレザー」は、20万6000円の有償オプション「ハイラインパッケージ」に含まれるアイテム。フロント左右席には、電動調整機能とヒーターが標準で組み込まれている。
-
16/19後席はヘッドルーム、ニールームともに、大人が座っても余裕あるスペースを確保。センターコンソールの後部には、後席用のUSB Type-Cソケットが2つ設置されている。
-
17/19BMWらしい俊敏なハンドリングに加えて、直進安定性の高さは「120d Mスポーツ」のセリングポイント。ただし、「アダプティブMサスペンション」と呼ばれる非電子制御の可変ダンピングサスペンションは少々硬めのセッティングで、すべてのシーンで快適とはいえない。
-
18/19BMW 120d Mスポーツ
-
19/19

生方 聡
モータージャーナリスト。1964年生まれ。大学卒業後、外資系IT企業に就職したが、クルマに携わる仕事に就く夢が諦めきれず、1992年から『CAR GRAPHIC』記者として、あたらしいキャリアをスタート。現在はフリーのライターとして試乗記やレースリポートなどを寄稿。愛車は「フォルクスワーゲンID.4」。
BMW 1シリーズ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ホンダN-ONE e:G(FWD)【試乗記】 2025.12.17 「ホンダN-ONE e:」の一充電走行距離(WLTCモード)は295kmとされている。額面どおりに走れないのは当然ながら、電気自動車にとっては過酷な時期である真冬のロングドライブではどれくらいが目安になるのだろうか。「e:G」グレードの仕上がりとともにリポートする。
-
スバル・クロストレック ツーリング ウィルダネスエディション(4WD/CVT)【試乗記】 2025.12.16 これは、“本気仕様”の日本導入を前にした、観測気球なのか? スバルが数量限定・期間限定で販売した「クロストレック ウィルダネスエディション」に試乗。その強烈なアピアランスと、存外にスマートな走りをリポートする。
-
日産ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション/ルークスX【試乗記】 2025.12.15 フルモデルチェンジで4代目に進化した日産の軽自動車「ルークス」に試乗。「かどまる四角」をモチーフとしたエクステリアデザインや、リビングルームのような心地よさをうたうインテリアの仕上がり、そして姉妹車「三菱デリカミニ」との違いを確かめた。
-
アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター(FR/8AT)【試乗記】 2025.12.13 「アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター」はマイナーチェンジで4リッターV8エンジンのパワーとトルクが大幅に引き上げられた。これをリア2輪で操るある種の危うさこそが、人々を引き付けてやまないのだろう。初冬のワインディングロードでの印象を報告する。
-
BMW iX3 50 xDrive Mスポーツ(4WD)【海外試乗記】 2025.12.12 「ノイエクラッセ」とはBMWの変革を示す旗印である。その第1弾である新型「iX3」からは、内外装の新しさとともに、乗り味やドライバビリティーさえも刷新しようとしていることが伝わってくる。スペインでドライブした第一報をお届けする。
新着記事
-
NEW
ホンダ・プレリュード(後編)
2025.12.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「ホンダ・プレリュード」に試乗。前編ではパワートレインの制御を絶賛した山野だが、シャシーやハンドリング性能はどう見ているのだろうか。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
フォルクスワーゲンTロックTDI 4MOTION Rライン ブラックスタイル(4WD/7AT)【試乗記】
2025.12.20試乗記冬の九州・宮崎で、アップデートされた最新世代のディーゼルターボエンジン「2.0 TDI」を積む「フォルクスワーゲンTロック」に試乗。混雑する市街地やアップダウンの激しい海沿いのワインディングロード、そして高速道路まで、南国の地を巡った走りの印象と燃費を報告する。 -
失敗できない新型「CX-5」 勝手な心配を全部聞き尽くす!(後編)
2025.12.20小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ小沢コージによる新型「マツダCX-5」の開発主査へのインタビュー(後編)。賛否両論のタッチ操作主体のインストゥルメントパネルや気になる価格、「CX-60」との微妙な関係について鋭く切り込みました。 -
フェラーリ・アマルフィ(FR/8AT)【海外試乗記】
2025.12.19試乗記フェラーリが「グランドツアラーを進化させたスポーツカー」とアピールする、新型FRモデル「アマルフィ」。見た目は先代にあたる「ローマ」とよく似ているが、肝心の中身はどうか? ポルトガルでの初乗りの印象を報告する。 -
谷口信輝の新車試乗――ポルシェ911カレラT編
2025.12.19webCG Movies「ピュアなドライビングプレジャーが味わえる」とうたわれる「ポルシェ911カレラT」。ワインディングロードで試乗したレーシングドライバー谷口信輝さんは、その走りに何を感じたのか? 動画でリポートします。 -
ディーゼルは本当になくすんですか? 「CX-60」とかぶりませんか? 新型「CX-5」にまつわる疑問を全部聞く!(前編)
2025.12.19小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ「CX-60」に後を任せてフェードアウトが既定路線だったのかは分からないが、ともかく「マツダCX-5」の新型が登場した。ディーゼルなしで大丈夫? CX-60とかぶらない? などの疑問を、小沢コージが開発スタッフにズケズケとぶつけてきました。






























