-
1/23
-
2/23「レクサスRZ」の大幅改良モデルが発売されたのは2025年12月24日のこと。今回の試乗車「RZ550e“Fスポーツ”」はカタログモデルのトップパフォーマンスモデルであり、RZでは初の“Fスポーツ”モデルだ。
-
3/23バンパー下部に“Fスポーツ”専用のモールとブレーキダクトを装備。この試乗車のボディーカラーはブラックと新色「ニュートリノグレー」のツートンで、ボンネットまでブラックに塗り分けられている。
-
4/23フロントの「L」エンブレムはレーダーを内蔵。冬場に備えて表面に熱線が仕込まれている。
-
5/23アルミホイールもまた“Fスポーツ”専用装備。空力パーツとしてエアロカバーが備わっている。
-
6/23リアスポイラーはルーフの両端とテールゲートの二段構えで装備する。
-
7/23駆動用リチウムイオンバッテリーの容量は76.96kWhで、WLTCモードの一充電走行距離は582km。改良前の4WDモデル「RZ450e“バージョンL”」は71.4kWhと494kmだったので大幅な伸長といえるだろう。
-
8/23ステアバイワイヤ用ステアリングを除けばダッシュボードのデザインはほとんど変わらない。ブルーステッチ入りのブラックインテリアは“Fスポーツ”専用だ。
-
9/23カタログモデルでステアバイワイヤが設定されるのは「RZ550“Fスポーツ”」のみ。パドルやウインカーレバー、ワイパーレバーも一緒に回転する。
-
10/23ステアリングは左右それぞれ200°までしか回らない。大きなカーブでも交差点でも持ち替えなしで曲がれるのは気持ちがいい。
-
11/23シフトパドルはこんなにもコンパクト。ワイパーやウインカーのレバーと近いので、ワインディングロードなどで慌てて操作するとウオッシャー液が噴き出してきたり、パッシングしてしまったりすることがある。
-
12/23駆動用モーターは前後とも2XMユニットを搭載し、どちらも最高出力227PS、最大トルク268N・mを発生。システム出力は408PSとされている。
-
13/23シート表皮は合成皮革の「L tex」。ウレタンと表皮を一体成型することで実現したという立体感が自慢だ。
-
14/23後席の床と座面との高低差が足りず、膝が浮いてしまうのは「トヨタbZ4X/スバル・ソルテラ」も含めてこのシャシーを使うクルマの弱点。シートの質感自体は高いのだが……。
-
15/23ドライブモードは「ノーマル」「スポーツ」「エコ」「レンジ」に「カスタム」を加えた全5種類。センタースクリーンを介してしか設定できない。
-
16/23「カスタム」モードで個別にセッティングできるのはご覧の3項目。新しい「RZ」は乗り心地の進化が目覚ましいが、減衰力可変ダンパーの類いは使っていない。
-
17/23新機軸の「インタラクティブマニュアルドライブ」を使ってワインディングロードを行く。仮想のパワーソースとトランスミッションを駆使してマニュアル変速で走るモードだ。
-
18/23「インタラクティブマニュアルドライブ」はセンターコンソールの「M」ボタンで起動する。普段はステアリングパドルは回生ブレーキの強さのコントローラーとして機能するが、これをオンにするとエンジン車のシフトパドルのように使える。
-
19/23メーターパネルはコンパクトな液晶タイプだが、解像度が足りておらず少しぼやけた表示だ。「インタラクティブマニュアルドライブ」をアクティブにしているので中央に「DM 1」と表示されている。
-
20/23ウルトラスエードのドアトリムにはレーザー加工で精緻な模様があしらわれる。ここにグラスに強い光を当てて拡散させたようなグラフィックが投影されるのだが、夜間でないと分かりづらい。
-
21/23荷室の容量は522リッター。9.5インチのゴルフバッグを3つ、または容量110リッターと97リッターのスーツケースを1つずつ積めるという。
-
22/23後席の背もたれを倒すと広くてフラットな空間が確保できる。荷室の床下にも58リッターのスペースがあり、折りたたんだトノカバーを収納できる。
-
23/23レクサスRZ550e“Fスポーツ”

今尾 直樹
1960年岐阜県生まれ。1983年秋、就職活動中にCG誌で、「新雑誌創刊につき編集部員募集」を知り、郵送では間に合わなかったため、締め切り日に水道橋にあった二玄社まで履歴書を持参する。筆記試験の会場は忘れたけれど、監督官のひとりが下野康史さんで、もうひとりの見知らぬひとが鈴木正文さんだった。合格通知が届いたのは11月23日勤労感謝の日。あれからはや幾年。少年老い易く学成り難し。つづく。
試乗記の新着記事
-
ディフェンダー110オクタP635(4WD/8AT)【試乗記】 2026.4.29 「ディフェンダー」シリーズの旗艦「オクタ」が2026年モデルへとアップデート。メカニズム面での変更はごくわずかのようだが、その速さと快適さは相変わらず圧倒的で、それはオンロードでもオフロードでも変わらない。300km余りをドライブした印象をリポートする。
-
ケータハム・スーパーセブン2000(FR/5MT)【試乗記】 2026.4.28 往年のスポーツカーの姿を今日に受け継ぐケータハム。そのラインナップのなかでも、スパルタンな走りとクラシックな趣を同時に楽しめるのが「スーパーセブン2000」だ。ほかでは味わえない、このクルマならではの体験と走りの楽しさを報告する。
-
ランボルギーニ・テメラリオ(4WD/8AT)【試乗記】 2026.4.27 「ランボルギーニ・テメラリオ」がいよいよ日本の道を走り始めた。その電動パワートレインはまさに融通無碍(むげ)。普段は極めて紳士的な振る舞いを見せる一方で、ひとたび踏み込めばその先には最高出力920PSという途方もない世界が広がっている。公道での印象をリポートする。
-
アルファ・ロメオ・ジュニア イブリダ プレミアム(FF/6AT)【試乗記】 2026.4.25 世界的に好調な販売を記録している、昨今のアルファ・ロメオ。その人気をけん引しているのが、コンパクトSUV「ジュニア」だ。箱根のワインディングロードでの試乗を通し、その魅力をあらためて確かめた。これが新時代のアルファの生きる道だ。
-
ホンダ・シビックe:HEV RS プロトタイプ(FF)【試乗記】 2026.4.23 一部情報が先行公開され、正式な発表・発売を2026年6月に控えた「ホンダ・シビックe:HEV RS」のプロトタイプにクローズドコースで試乗。2ドアクーペ「プレリュード」と同じ制御技術「ホンダS+シフト」が移植された、新たな2ペダルハイブリッドスポーツの走りやいかに。
新着記事
-
NEW
あの多田哲哉の自動車放談――フォルクスワーゲンID. Buzzプロ ロングホイールベース編
2026.5.1webCG Movies現在の自動車界では珍しい、100%電動ミニバン「フォルクスワーゲンID. Buzz」。トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんが、実車に初めて試乗した感想をお伝えします。 -
NEW
2026年7月に開催する1泊2日の特別なドライビング体験への参加者を募集
2026.5.1九州・熊本でランボルギーニとともに極上の夏を味わう<AD>ランボルギーニが無料招待制となる1泊2日の特別ツアー「Lamborghini Summer Days 2026」を、九州・熊本で開催する。上天草の美しい海を望み、豊かな自然とともに最新モデルの走りを味わう、45組90名に贈られる特別なドライビング体験とは? -
NEW
アストンマーティン・ヴァンテージS(FR/8AT)【試乗記】
2026.5.1試乗記英国の名門アストンマーティンのスポーツモデル「ヴァンテージ」が、「ヴァンテージS」に進化。より高出力なエンジンと進化した足まわりを得たことで、その走りはどのように変わったのか? パフォーマンスを存分に解放できる、クローズドコースで確かめた。 -
NEW
世紀の英断か 狂気の博打か 「日産サクラ」の値下げに踏み切った日産の決断を考える
2026.5.1デイリーコラム日産の軽乗用電気自動車「サクラ」が、180kmの航続距離はそのままに値下げを断行! デビューから4年がたつというのに、性能はそのままで大丈夫? お手ごろ価格というだけでお客は戻ってくるのか? 電気自動車のパイオニアが下した、決断の成否を考える。 -
思考するドライバー 山野哲也の“目”――アルファ・ロメオ・ジュニア イブリダ編
2026.4.30webCG Moviesレーシングドライバー山野哲也が、アルファ・ロメオの新型SUV「ジュニア」に試乗。実際に見て、触れて、乗って、印象に残った点について、アツく語ります -
第959回:「うすらデカいフィアット」がもたらしてくれたもの
2026.4.30マッキナ あらモーダ!11年にわたりモデルライフを重ねてきた、フィアットのCセグメント車「ティーポ」が、ついに生産終了に……。知る人ぞ知る一台の終売の報を受け、イタリア在住の大矢アキオが、“ちょっと大きなフィアット”の歴史を振り返り、かつての愛車の思い出を語る。