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2/302024年6月に発表された「ケータハム・スーパーセブン2000」。2リッターエンジンの「セブン340」をベースに、往年のロータス/ケータハム・セブンを思わせる、クラシカルな意匠を組み合わせたモデルだ。
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3/30余計な装備も華美な装飾も一切を排したインストゥルメントパネルまわり。試乗車はレザー張りだったが、ウッドパネルを選ぶことも可能だ。快適装備は最小限だが、ヒーターやデフロスターは備わっている。
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4/30取り付けると乗降の難易度が跳ね上がるドアとソフトトップ。ソフトトップの取り付けは、内部の骨組みを展開してからそこにかぶせ、パチパチとジャンパーホックでボディーに留めていくやり方だ。乗降時にドアを開けすぎると、ミラーに当たってあさっての方向に向けてしまうのでご用心。
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5/30もともとはロータスのいちディーラーだったケータハム。ロータスが「セブン」の生産を終了した際に、その生産権を設備ごと受け継ぎ、自動車メーカーとなった。今もケント州ダートフォードで「セブン/スーパーセブン」をつくり続けている。
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6/30高速道路を快走する「スーパーセブン2000」。動力性能は0-100km/h加速が5.0秒、最高速が209km/hと、スポーツカーとして一級のものを持っている。
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7/30「スーパーセブン」シリーズの特徴であるフレアードウイング(クラムシェルフェンダー)。走行風を下にはらんでしまうため、空力的にはよくないというが、この趣は代え難い。
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8/30近年の改良点としては、安全性を高めるべくヘッドランプの下にデイライトが設置された。
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9/30極太のサイレンサーが目を引く武骨なマフラー。運転席側に備わっており、乗降時にはやけどしないよう気をつけたい。
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10/30見ても乗ってもタイトな「スーパーセブン2000」だが、オプションで「シリーズ5」と呼ばれるワイドボディーも用意されている。快適性を求める向きは、ご一考を。
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11/30「スーパーセブン2000」ではステアリングホイールがMoto-Lita製に。試乗車にはオプションのウッドステアリングが装備されていた。
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12/30メーターは、今や懐かしさすら覚える2眼の機械式。速度計の下部には、オドメーター/トリップメーターを表示する小さな液晶ディスプレイが備わる。
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13/30トランスミッションは5段MTのみの設定で、当然ながらATなどは用意されない。シフトストロークは極小で、手元の動きだけでゴキゴキと入る。
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14/30内外装ともに、細かくコーディネートできる点も「スーパーセブン2000」の魅力。例えばシートには「モダン」「クラシック」「スポーツヘックス」の3種類のデザインを用意。各部の生地やエンブレムの刺しゅうの色なども指定できる。
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15/30パワーステアリングもブレーキブースターも備わらない「スーパーセブン2000」。そのぶん、ほかでは得難いダイレクトな操舵フィール、ブレーキフィールを味わえる。
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16/30パワーユニットは、フォードの自然吸気2リッター直4ガソリンエンジンをベースに、ケータハムが独自のチューニングを加えたもの。最高出力172PS、最大トルク174N・mを発生する。
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17/30アクセルワークが決まれば胸のすくダッシュを見せてくれる「スーパーセブン2000」だが、ドライバーの足元スペースはご覧のとおりの狭さ。一般的なドライビングシューズでも足が重なるほどで、正確なペダルワークを心がけるならレーシングシューズが必須だ。
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18/30「スーパーセブン2000」に備わる8スポークの「Classicホイール」。タイヤサイズは前が175/65R14、後ろが185/60R14で、タイヤには、ケータハムの純正装着品としては穏当な性格の「エイボンZT7」を履く。
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19/30軽自動車規格の「スーパーセブン600」と類似した意匠を持つ「スーパーセブン2000」だが、動力性能や運転感覚は大きく異なり、メーカーは「野性的なパワーとより速いスピード、そして心躍るドライビングを求めるパフォーマンスファンにとって、より魅⼒的な選択肢となる」と説明している。
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20/30試乗車は非装着だったが、運動性能を高める装備としては、リアアンチロールバーと調整式サスペンションからなる「スポーツサスペンションパック」や、4ピストンキャリパー+ベンチレーテッドディスク式のフロントブレーキ、LSDなどもオプションで用意されている。
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21/30リアまわりのアクセントにもなっている、美しいクロームフィラーキャップ。内ぶたはシンプルな給油栓となっており、付属のキーで取り外す。
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22/30収納は必要最低限といった感じで、リアのラゲッジスペースは、取り外したドアやソフトトップをしまうといっぱいになってしまう。車内にはオプションでマップポケットを備えることができる。
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23/30いまだに、職人による手作業でのクルマづくりを続けるケータハム。エンジンルーム内のプレートによると、今回試乗した個体はポール・ジェフリーズ氏が組み立てたようだ。
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24/301950年代のスポーツカーからデザインと基本設計を受け継ぎ、他の車種では味わえない運転の楽しさを提供してくれるうえ、一台一台が手作業で製作されるケータハム。今のご時世、これほどぜいたくなクルマはそうそうないだろう。
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25/30ケータハム・スーパーセブン2000
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嶋田 智之
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