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2/17アストンマーティン初のSUVとして2019年11月にデビューした「DBX」。「DBX S」はその大幅改良モデルであり、2025年4月に発表された。
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3/17メルセデスAMGより供給される、4リッターV8ツインターボエンジン。今どきのハイパフォーマンスSUVにはめずらしい、電動アシスト機構を持たないパワーユニットで、727PSの最高出力と900N・mの最大トルクを発生する。
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4/17インテリアについては、2024年4月の大幅改良で全面刷新されたこともあってか、今回の改良では大きく手は加えられていない。機能性を重視してかデジタル化は控えめで、センターコンソールには物理スイッチ/コントローラーがズラリと並ぶ。
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5/17シート表皮はフルレザーもしくはレザーとスエード調素材のコンビタイプから選択が可能。モノトーンとデュオトーンが用意され、特にフルレザーの場合は、豊富なカラーバリエーションから色を選択できる。
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6/17外装の変更は控えめで、ハニカムデザインのラジエーターグリルや、整流効果を追求したフロントのエアロウイングレット、新形状のサイドシルなどが新しいといえる程度だ。
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7/17リアまわりでは、片側2本出しのマフラーを縦組みに配置。また新たに一枚成形のディフューザーが採用された。
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8/17近年のアストンマーティンでは、モデルライフ後半に登場する大幅改良モデルに付与されるのが通例となっている「S」の文字。「ヴァンテージS」と「DBX S」に続き、2025年10月には「DB12 S」も本国で発表されている。
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9/17動力性能に関しては、3.3秒の0-100km/h加速も310km/hの最高速も「DBX707」と同じ。ただし、0-200km/h加速は11.4秒と、0.3秒短縮している。
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10/17足まわりでは、19kgのばね下重量軽減に寄与する23インチのマグネシウムホイールを採用。ルーフのカーボン化などとも相まって、車両全体では47kgの軽量化を実現している。
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11/1712.3インチのドライバーインフォメーションディスプレイは、最新のアストンマーティンではおなじみのデザイン。ライバルと比べて特段多機能というわけではないが、高精細で視認性は上々だ。
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12/17ステアリングギアレシオを4%小さくして敏しょう性を高めるなど、シャシーまわりにも手が加えられた「DBX S」だが、その走りからは依然として、グランドツアラーとしての懐の深さが感じられた。
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13/17アストンマーティンDBX S
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渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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