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1/92019年の「ハーレーダビッドソン・フォーティーエイト」。フォーティーエイトは「スポーツスター」ファミリーのなかでもとくに高い人気を誇った一台で、1948年モデルに着想を得たピーナッツタンクが特徴だった。
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2/9長い歴史を誇るハーレーダビッドソンの「スポーツスター」。基本的なキャラクターは1952年登場の「モデルK」ですでに完成しており、1957年にはOHVエンジンを搭載し、初めてスポーツスターを名乗る「XLスポーツスター」(写真)が登場。今日に至る人気を確立した。
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3/91984年にデビューし、1986年より「スポーツスター」に搭載され続けてきたオールアルミの「Evolution」エンジン。883ccと1100cc(後者は後に1200ccに拡大)の2種類がラインナップされており、2004年には新設計の第2世代に進化。空冷スポーツスターの廃止に至るまで、同車の心臓を担い続けた。
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4/92021年に登場した水冷エンジン搭載の「スポーツスターS」。2022年には排気量の小さな「ナイトスター」も登場したが……今のところ、かつての“空冷スポーツスター”ほどに支持を得ているとは言いがたい。
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5/92021年12月に発表された「フォーティーエイト ファイナルエディション」。日本専用に用意された1300台の限定モデルで、わが国で買える最後の“空冷スポーツスター”となった。
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6/9新戦略「Back to the Bricks」の報道資料より。かつての「スポーツスター」を思わせる線画とともに、1万ドルの戦略的な価格設定や、空冷エンジンを搭載することなどが紹介されている。
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7/92021年モデルにおける「スポーツスター」ファミリーの最廉価モデル「アイアン883」。その値段は、車体色に応じて9499~1万0199ドルだった。ハーレーのプレゼンテーションが本当なら、彼らは今のご時世に、この当時と同じ価格でスポーツスターを売り出すこととなる。
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8/9環境規制や騒音規制が厳しい昨今、グローバルな量販モデルで、しかも空冷エンジンでこれらをクリアするとなると、パワーユニットの開発だけでも相当な手間と費用を要することになる。安価な価格とかさむコストの折り合いをどうつけるのか、気になるところだ。
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9/9ハーレーにとっての“空冷スポーツスター”は、吉野家や松屋における牛丼のような定番商品。その存在感はよくも悪くも非常に大きいのだ。

後藤 武
ライター/エディター。航空誌『シュナイダー』や二輪専門誌『CLUBMAN』『2ストマガジン』などの編集長を経てフリーランスに。エアロバティックスパイロットだった経験を生かしてエアレースの解説なども担当。二輪旧車、V8、複葉機をこよなく愛す。
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