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1/192026年6月に日本に導入された新型「日産キックス」。デビューからのひと月で1万台を超える受注を集めるなど、マーケットの反応も上々だ。
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2/19渕野「新型『キックス』はインテリアも結構いいと思います。シンプルなんだけどしっかりしてる。センターコンソールが斜めに下がらず、まっすぐポンと通っている。こういうセンターコンソールの存在感というか豊かさは、このセグメントでは珍しいですよ」
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3/19渕野「ひとつ気になる点を挙げるとすると、ボタン式のシフトセレクターですかね」
ほった「直観的に使いづらいですよね。どこにあるのかも瞬時に分からないし」
清水「でもこれからは、この形式も増えていくんだろうなぁ」
(写真:向後一宏) -
4/19日本のコンパクトSUV市場で根強い人気を誇る「ホンダ・ヴェゼル」。2代目となる現行型は2021年のデビューだが、まだまだ販売は好調だ。
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5/19すっきりとしたイメージが特徴の「ヴェゼル」だが、フロントマスクはしっかり高め&厚め。SUVのツボはきっちり押さえている。
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6/19上から順に、先代「日産キックス」(写真:郡大二郎)、現行型「ホンダ・ヴェゼル」(写真:郡大二郎)、新型日産キックス(写真:向後一宏)。厚いフロントまわりに水平基調の姿勢、そして、やや後ろ下がりに見える新型キックスのイメージは、ヴェゼルを意識したものか?
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7/19「トヨタ・カローラ」シリーズの販売台数の、半分強を占めるのがコンパクトSUVの「カローラ クロス」だ。2025年5月の改良で、「RAV4」を思わせる“シームレスグリル顔”にフロントが刷新された。
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8/19こちらはスポーティーな意匠の「GRスポーツ」だが……。
清水「どの仕様も、めちゃくちゃ“普通”のデザインだなぁ」
ほった「ある意味スゴいですよ」 -
9/192026年7月に登場した特別仕様車「Z“アドベンチャー”」。「カローラ」の誕生60周年を記念したモデルで、アクティブな意匠が特徴となっている。
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10/19デザインを重視するマツダのコンパクトSUV「CX-30」。デビューは2019年と、もう7年も前のことだが、その意匠はいまだに色あせない。
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11/19大きくうねったボディーのやや後方寄りに、薄くて小さいキャビンを載せた「CX-30」。そのデザインは、他のどのモデルにも似ていない。
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12/19新型「日産キックス」(写真最下段)とライバルとの比較。厚みのある顔に、左右いっぱいに広げられたグラフィックなど、キックスのデザインからは、このクラスのなかでも特に「少しでもクルマを大きく見せよう!」という意識が強く読み取れる。
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13/19角を丸めたスタイリングに、凝った意匠のフロントマスクが特徴の「日産エクストレイル」。「キックス」より大柄なモデルだが、どちらの方が押しが強いかと問われると……微妙なところだ。
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14/19新型「キックス」が発表されたのは2024年3月のことで、同年夏には北米で発売されている。日本へは、それからほぼ2年遅れで導入されることになった。
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15/192026年4月の、日産の長期ビジョン発表とともに公開された新型「ジュークEV」。欧州における次世代のコアモデルとされている。
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16/19昔のコンピューターグラフィックスを思わせるポリゴンデザインは、「ジャパンモビリティショー2025」に出展されたコンセプトカー「ハイパーパンク」から発展したものと思われる。
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17/19横浜の日産本社でお披露目された、新型「ジュークEV」(写真左)と、新型「エクストレイル/ローグe‑POWER」(同右)。
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18/19日産の未来を担う次世代のコアラインナップ。攻めたデザインに挑戦する日産の胆力は、依然として健在のようだ。
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19/19清水「まぁでもまずは、日本では新型『キックス』をしっかり売ることだよね」
ほった「ですね。あとは新型『エルグランド』とか」
清水「そうそう。そこからの再起に期待しましょう」

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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