
【スペック】全長×全幅×全高=4435×1930×1252mm/ホイールベース=2650mm/車重=1690kg/駆動方式=4WD/5.2リッターV10DOHC40バルブ(525ps/8000rpm、54.0kgm/6500rpm)/価格=1994.0万円(テスト車=2376.0万円)
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【スペック】全長×全幅×全高=4435×1930×1252mm/ホイールベース=2650mm/車重=1690kg/駆動方式=4WD/5.2リッターV10DOHC40バルブ(525ps/8000rpm、54.0kgm/6500rpm)/価格=1994.0万円(テスト車=2376.0万円)
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V8モデルとの外観上の差異は小さい。フロントグリル内の格子のパターンが変わったことや、ボディサイドのエアインテークが拡大したことなど、V8とV10を2台並べて比較しないと違いはわかりにくい。高性能モデルであっても、ことさら外観を着飾らないあたりがアウディらしくクール。
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シートの形状や全体の意匠など、インテリアもV8モデルから大きな変更点はない。ただし、タコメーターは8500rpmから赤の破線、9000rpmからレッドゾーンの表示となっている。V8モデルは8000rpmからレッドゾーンが始まっていたから、V10エンジンの高回転型の特性がわかる。
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4.2リッターV8に対して105ps増しの最高出力を得た5.2リッターV10エンジン。4.2リッターのV8と、この5.2リッターのV10のボア×ストロークは84.5mm×92.8mと共通。つまり、モジュールエンジンだ。ちなみに、リニューアルして3196ccになる前の3.2リッターV6(3122cc)のボア×ストロークも84.5mm×92.8mだった。
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V8モデルでは左右4本出しだったエグゾーストパイプが、V10モデルでは楕円形状の左右2本出しに変更された。
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V10モデル専用デザインの10スポークホイールの隙間から、オプションのセラミックブレーキのキャリパーがちらりと見える。バネ下重量を4輪合計で約20kgも軽くするという。
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センターデフにビスカスカプリングを用いたR8のクワトロシステム(四駆装置)は、通常時は前後15:85のトルクを配分、状況に応じて前後30:70にまでフロントへのトルク配分を高める。
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【テスト車のオプション装備】
カーボンデコラティブパネル=32.0万円/マグネティックライド=27.0万円/ステッチング+レザーパッケージ2=87.0万円/アルカンタラヘッドライニング/カーボンシグマサイドプレート=29.0万円/カーボンエンジンカバー=46.0万円/セラミックブレーキ=140.0万円
『アウディR8 5.2 FSI クワトロ(4WD/6AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る