第42回:「シビック・タイプR」です(4)
2007.04.15 エディターから一言第42回:「シビック・タイプR」です(4)
フロントシート
【写真・上】
「ホンダ・シビック・タイプR」のシートです。
スウェード調のシート地を使ったヘッドレスト一体型バケットタイプで、意外や、やんわりとした座り心地。「ラックス スェード」と名付けられたシート表皮は、2代目「ホンダNSX-R」にも用いられた素材です。開発はセーレン社製。セーレン社といえば、「トヨタ・ブレイド」のインストゥルメントパネル上面に貼られたバックスキン調素材「グランリュクス」を手がけた会社でもあります。
さて、クッションとなるウレタンは、もちろん硬軟を使い分けてる。ソフトに体を保持する部分と、動きをしっかり止める場所とで。目指したのは、「オン・ザ・シート」ではなく、包み込まれるような「イン・ザ・シート」だそう。
【写真・下】
シートの骨組みですね。
ハードボイルドなタイプRに使われるシートですから、ナイスな座り心地に加えホールド性もバッチリ。背もたれ中央の樹脂製パネルは、背骨の湾曲に合わせてあるとか。チラッと、「ドライバーの身長はどう反映されるのか?」と素朴な疑問が……。
座面は、ハードブレーキングでもドライバーの体が前にズリ出さないよう、特に工夫されてます。
車内
【写真・上】
「ホンダ・シビック・タイプR」の運転席足元をのぞくと……。
ペダル類はこんな感じ。光の加減と稚拙な撮影技術のせいで、シフトノブがラリー車によく使われる樹脂製みたいに見えますが、アルミ製です。
ペダル類は、軽め孔をあけたアルミ……ではなく、丸い滑り留めゴムを配したメタル製。ヒール&トウのやりやすさは特筆モノ!
【写真・下】
3代目タイプRは4ドアセダンだから、当たり前だけど、後席にもちゃんと座れるスペースが確保されます。とはいえ、それは静的な状態でのハナシで、いざ走り始めたら……
スイマセン。
まだ街なかで乗ってないし、リアシートに座ったまま誰かに運転してもらってもいないので、正直、どんなもんかわかりません。
タイヤ
「ホンダ・シビック・タイプR」の専用18インチタイヤ。ブリヂストンの「ポテンザRE070」で、サイズは「225/40R18」です。
もちろん写真下が外側。ほとんど“Sタイヤ(レース用)な”大きなブロックで、コーナリング中のタイプRをガッシリ受けとめます。ブロックからグルーブ(太い溝)に落ちる部分が斜めになっているのがわかるでしょうか。ブロックの剛性を上げています。
内側は、排水性を考慮したパターン。
いまのところシビック・タイプR専用ということですが、そのうち“走行会用”タイヤとして、ほかのサイズの070も売られるんじゃないでしょうか。
(webCGアオキ)

青木 禎之
15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。諸行無常の響きあり。主に「女性とクルマ」をテーマにした写真を手がけています。『webCG』ではライターとして、山野哲也さんの記事の取りまとめをさせていただいております。感謝。
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