「男のクーペ」仕様
「欧州では、クーペはリタイアした年輩の方が購入します。でも、日本ではそうした層はクラウンにいってしまう」(BMW)ため、日本向けCiクーペは、働き盛りの男性がターゲット。スポーツサス、スポーツシート、ヨンゴータイヤほか、試乗車は、さらにホワイトターンシグナルライトやキセノンヘッドライトなどが装備され、“走り”をアピール。同じくオプションのランバーサポートが付いたシートは抜群のホールド性。ドライバーは、「ヤル気」にドップリ。
とはいえ、乗り心地がスポイルされることは微塵もない。路面の凹凸をしっかり受け止めながら直接的には伝えない、上質な、しまった足まわり。雄々しいストレート6と合わせ、Ciクーペったら、男らしい! もう憎いんだから、といえば、値付けもニクイ。330iセダンM-Sport(5MT)と同じ555.0万円。金融トレーダーがセダンを買えば、IT長者はクーペを選ぶ、かなぁ。
(webCG アオキ/写真=高橋信宏)

青木 禎之
15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。諸行無常の響きあり。主に「女性とクルマ」をテーマにした写真を手がけています。『webCG』ではライターとして、山野哲也さんの記事の取りまとめをさせていただいております。感謝。
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