【東京モーターショー2003】「解説!笹目二朗:フォード篇」
2003.10.27 自動車ニュース【東京モーターショー2003】「解説!笹目二朗:フォード篇」
自動車ジャーナリストの笹目二朗が「東京モーターショー」の出展車を鋭く斬る「解説!笹目二朗」。出展された「フォードGT」に、かつてステアリングを握ったことのある「GT40」の雰囲気がどれだけ再現されていたかが気になるところだった。
■スパルタンは健在か?
オリジナル「GT40」のステアリングを握ったことがあるが、スパルタンなレースカーだった。クラッチの重さなんて尋常じゃないから、足腰の弱ったいまでは、踏めないかもしれない。ドアを開けると地面に手が届く、シートの低さも印象に残る。新型では再現されているのかな? コクピットのスパルタンでタイトなつくりや、エンジンのノイズがモロに耳に届くレーシーな雰囲気も、そのままなんだろうか。あちこちが、現代レベルでリファインされていたら、単なる“スタイリングのレプリカ”でしかない。けど、やっぱりスポーツカー好き。ちょっと乗ってみたい。
(文=笹目二朗/写真=峰昌宏)
![]() |
![]() |
![]() |
関連キーワード:
フォード,
東京モーターショー2003,
イベント, 自動車ニュース