テスラ、新型EV「モデルS」を日本初公開
テスラモーターズは2013年1月10日、電気自動車「テスラ・モデルS」を東京・南青山のテスラ・ジャパン・ショールームで公開した。
「テスラ・モデルS」はアメリカの電気自動車(EV)専門の自動車メーカー、テスラモーターズが製造するEV専用設計の5ドアセダン。85kWhのバッテリーを搭載するモデルではフル充電で500kmの走行が可能。
公開された車両では、「モデルS」の特徴でもある、ダッシュボードに設置された17インチのタッチスクリーンパネルを使ったデモンストレーションが実施された。
このタッチスクリーンでは、エアコンの操作やサンルーフの開閉から車高の調整に至るまで、車体に関するさまざまな操作が可能となっている。
「モデルS」は、アメリカではすでにデリバリーが開始されているが、日本国内への導入時期や価格は未定。
(文と写真=工藤考浩)
「テスラ・モデルS」
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「モデルS」の室内。ダッシュボード中央には17インチの巨大なタッチスクリーンパネルが備わる。
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スクリーンパネルの様子。Linuxをベースに開発された専用のOSで、車両に関わるさまざまな操作が可能なほか、地図表示やインターネットブラウザーの機能も搭載する。
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バッテリーパックは床下に車体構造と一体化して設置されるため、トランクの容量も745リッター(後席をたたんだ場合は1645リッター)を確保している。モーターとインバーターはトランク下、後輪の間に備わる。
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エンジンのないボンネット下にはテスラが「フランク(トランク+フロントの造語)」と呼ぶ収納スペースがある。容量は150リッター。
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ボディーの後左方に備わる充電口。日本で普及している急速充電器規格「CHAdeMO(チャデモ)」にもアダプターで対応する。
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