第63回「最新のクロスオーバー車をテストして思うこと」

2014.08.22 水野和敏的視点

クルマが先で言葉が後

ここのところ「ルノー・キャプチャー」と「メルセデス・ベンツGLAクラス」という2台のクロスオーバー車を続けてテストしました。

さて、いま「クロスオーバー車」と気軽に口にしましたが、では、そもそもクロスオーバーとは何でしょうか。

GLAクラスを見て、「これはハッチバックだ」と考える人がいるかもしれません。「マルチパーパス」と分類することもできる。5枚のドアを持ち、リアが短く、大きなタイヤを履いているので、もしかしたら「いわゆるSUV風」と説明するほうが親切なのかもしれません。

結局、言葉の境目というものは、それほど厳格なものではありません。それは、裏返せばクルマには次のような特質があるからではないか、と私は考えています。

クルマは、自由である――自由とはすなわち「スピードの自由」「時間の自由」「場所の自由」「空間の自由」それに「仕様の自由」。いくつもの自由が思いつきます。

「空間の自由」と「仕様の自由」を組み合わせてみてください。さまざまな「クルマのカタチ」が生まれてくるはずです。極論すれば、クルマに絶対的なカテゴリーなど存在しないのかもしれません。


第63回「最新のクロスオーバー車をテストして思うこと」の画像 拡大

第63回「最新のクロスオーバー車をテストして思うこと」の画像 拡大

第63回「最新のクロスオーバー車をテストして思うこと」の画像 拡大
ルノー・キャプチャー インテンス
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4125×1780×1565mm/ホイールベース:2605mm/車重:1270kg/駆動方式:FF/エンジン:1.2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ/トランスミッション:6AT/最高出力:120ps/4900rpm/最大トルク:19.4kgm/2000rpm/タイヤ:(前)205/55R17 (後)205/55R17/車両本体価格:267万2000円
ルノー・キャプチャー インテンス
    ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4125×1780×1565mm/ホイールベース:2605mm/車重:1270kg/駆動方式:FF/エンジン:1.2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ/トランスミッション:6AT/最高出力:120ps/4900rpm/最大トルク:19.4kgm/2000rpm/タイヤ:(前)205/55R17 (後)205/55R17/車両本体価格:267万2000円
    拡大
あなたにおすすめの記事
関連記事
  • ルノー・カジャー インテンス(FF/7AT)【試乗記】 2018.4.17 試乗記 限定モデルの先行販売を経て、いよいよ“正式に”日本に導入された「ルノー・カジャー」。あまたのモデルがしのぎを削るコンパクトSUV市場に投入されたフランス産のニューモデルは、ある意味、実にルノーらしい一台に仕上がっていた。
  • ルノー・カジャー インテンス(FF/7AT)【試乗記】 2018.5.30 試乗記 ルノーの新型SUV「カジャー」に試乗。巷間(こうかん)言われているとおり、その“生い立ち”は、確かに日産とのアライアンス関係によるもの。しかし、ひとたび走らせてみると、ルノーらしい味付けがしっかりと効いた、どこか懐かしみを感じるクルマに仕上がっていた。
  • ルノー・キャプチャー インテンス(FF/6AT)【試乗記】 2018.4.23 試乗記 日本導入から4年を経たルノーのコンパクトSUV「キャプチャー」の実力を、大幅なマイナーチェンジを機にあらためて検証。商品力高めのイマドキなクロスオーバーに“ルノーらしさ”はあるか? ドライブフィールを中心に、その出来栄えを確かめた。
  • プジョー2008アリュール(FF/6AT)【試乗記】 2016.11.22 試乗記 「プジョー2008」がマイナーチェンジを受け、新しいパワーユニットとよりSUVらしいスタイリングを得た。激戦のコンパクトSUV市場に本気で挑む、新世代ブルーライオンの旗手の実力をリポートする。
  • プジョーからコンパクトSUVの「SUV 2008」が登場 EV版の「SUV e-2008」も同時に発売 2020.9.16 自動車ニュース グループPSAジャパンが新型SUV「プジョーSUV 2008」と、同モデルのEVバージョンである「SUV e-2008」を発売した。従来モデルより全長、全幅が拡大しており、よりSUVらしいスタイルと広い荷室を実現。EV版は385km(JC08モード)の航続距離を実現している。
ホームへ戻る