東京モーターショー2015

ルノー・トゥインゴ:今から楽しみな一台

2015.10.31 自動車ニュース
ルノー・トゥインゴ
ルノー・トゥインゴ 拡大

ルノー・トゥインゴ:今から楽しみな一台

どこか「ルノー5(サンク)」に通じるデザインを持つ新型「トゥインゴ」は今から楽しみな一台だ。RRレイアウトがもたらす合理性と、「ルーテシア」譲りの0.9リッターエンジンが生み出す走りは、“ミニマムモータリング”の楽しさをきっと教えてくれるだろう。

■痛快な走りが期待できそう

世の中のダウンサイジング志向もあり、今、コンパクトカーがとても元気。東京モーターショーの会場にも新しいコンパクトカーたちが溢(あふ)れている。どれも愛らしいスタイルと高い機能性を備えており、興味深いものばかりだ。その中で、私が最も惹(ひ)かれたのが、ルノー・トゥインゴだ。

新型に、どこか懐かしさを覚えたなら、それは正解。この新型には、1972年に登場したルノーのコンパクトカー、サンクのディテールも取りこまれているからだ。このほか、丸目のフロントマスクなどに歴代トゥインゴのイメージも受け継がれている。

そんな愛嬌(あいきょう)のあるポップなデザインにばかり目を奪われてしまうが、大きな秘密はほかにある。実はこれ、RRなのだ。エンジンは、ラゲッジルーム下に位置しており、ラゲッジルームカーペットを外すと、エンジンルームにアクセスする鉄製カバーがお目見えする。このあたりもサンクを、それも高性能モデル「サンクターボ」をほうふつさせてくれるところ。

エンジンを思い切って後ろに持ってきた恩恵は、ハンドルの切れ角が大きくできることにある。コンパクトなボディーと相まって、街中での取り回しはかなり良いはずだ。さらにパワートレインは、ルノー・ルーテシアに搭載済みの0.9リッターターボにDCTを組み合わせる。より大きなルーテシアでも十分な性能を発揮するだけに、軽量コンパクトなトゥインゴなら、痛快な走りが期待できそう。

運転席にも座ったが、必要十分なスペースは確保されている印象。決して狭いとは思わなかった。これは視界の良さもあるだろう。たださすがに後席はタイト感がある。しかし、荷物や子供がメインという使い方なら、十分ではないだろうか。

新型トゥインゴは来春には、日本にも投入されるだけに、今から楽しみな一台だ。

(文=大音安弘/写真=webCG)

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