第5回:世界的な人気モデルならではの
こまやかな気配りに感服!
2016.01.15
フォード・フォーカス日常劇場<PR>
Cセグメントの世界的人気モデル「フォード・フォーカス」が編集部にやって来てはや2週間。今回は、その間に気づいた“ちょっとマニアック”な感心のポイントを紹介します。
ハンドブレーキの位置にみるフォードの心遣い
実は私、フォーカス号のインテリアについて特にお気に入りのポイントが2つあります。ひとつは第3回でもさらりと触れられていた、ウインカーレバーの位置。日本車と同じで、右側にあるんですよね。右ハンドルのクルマでは空調やオーディオなどを操作するのが左手になりますし、個人的にはこれが地味にうれしいんですよ。
そしてもうひとつは、ハンドブレーキの位置。これもやっぱりセンターコンソールの右側、つまり運転席側に備えられているんです。ちょっと前の輸入車(本国仕様が左ハンドルのもの)はもちろん、日本車のなかにもたまにありますよね。センターコンソールの、運転席の反対側にハンドブレーキがあるクルマ(明らかにセンターコンソールが狭くて、あえて助手席側にハンドブレーキが付いているものは除きます)。
正直、大型のSUVでもなければセンターコンソールの幅なんてたかがしれているので、ハンドブレーキが左側にあろうと別段困りはしません。ただ、ブレーキを引こうとして助手席側に腕を伸ばすたびに、「……なんか違うよなあ」と釈然としない思いを抱いていたのも事実でした。
ちなみに本ページの4枚目の写真は、左ハンドルであるアメリカ仕様のフォーカスのインテリア。ウインカーレバーとハンドブレーキの位置にご注目ください。ちゃんとインテリアが作り分けられているんですね。
いずれの箇所も、「そんなの、運転しているうちに慣れてくるでしょうよ」と突っ込まれたら反論しづらい、ささいなポイントではあるのですが、こういうところにマジメに取り組むフォードの姿勢はもうちょっと評価されてもいいと思いました。
「さすがはフォーカス、Cセグメントの世界的人気モデルだねえ」と感服した次第でございます。
(webCG ほった)
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堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。