第524回:第2章はまだ始まったばかり
F1におけるホンダの戦いを3人の“責任者”が語る

2018.08.31 エディターから一言
ホンダ製のパワーユニットを搭載した、トロロッソのF1マシン「STR13」。
ホンダ製のパワーユニットを搭載した、トロロッソのF1マシン「STR13」。拡大

マクラーレンと決別し、新興チームのトロロッソとともにF1を戦う2018年のホンダ。着実に進化を見せる今シーズンと、昨シーズンまでとの“違い”や、レッドブルにもパワーユニットを供給する来シーズンへの意気込みを、3人のキーマンが語った。

周囲の期待とは裏腹に、良い結果を残せなかったマクラーレン・ホンダ。コンビ最後のシーズンとなった2017年の成績は、コンストラクターズポイントが30点。順位は9位というものだった。
周囲の期待とは裏腹に、良い結果を残せなかったマクラーレン・ホンダ。コンビ最後のシーズンとなった2017年の成績は、コンストラクターズポイントが30点。順位は9位というものだった。拡大
マクラーレンとのコンビを解消し、新たなパートナー、トロロッソとともに臨む2018年シーズン。コンストラクターズポイントは、ベルギーGP終了時点、残り8戦の段階で昨シーズンの最終結果と並ぶ30点を獲得。ランキングは7位につけている。
マクラーレンとのコンビを解消し、新たなパートナー、トロロッソとともに臨む2018年シーズン。コンストラクターズポイントは、ベルギーGP終了時点、残り8戦の段階で昨シーズンの最終結果と並ぶ30点を獲得。ランキングは7位につけている。拡大

去年までとは何が違うのか?

彼ら自身はそういう表現をされるのが好みではないのかもしれないが、現在のホンダのF1活動は一般的には第4期、今的に言えば“シーズン4のエピソード2”といったところにいる。

エピソード1での戦績はご存じの通り、さんさんたるものだった。個人的には、レースだけでなくマクラーレンという組織そのものからロン・デニスのプレゼンスが排除され始めた時期が不振と重なってみえたが、それはF1門外漢のうがった見方でしかないのかもしれない。

対して、パートナーをトロロッソとして臨む今年の戦績を前向きに捉えている人は多いだろう。もちろん輝かしき第2期を知る方々には全然物足りないかもしれないが、そこからはF1を取り巻くものが、あまりに何もかも変わっている。果たして、トロロッソというパートナーを得てホンダは何が変わったのか。そしてホンダがいま、苦しみながらもF1をやり続ける意味や意義は何なのか。F1門外漢にも聞いてみたいことはいろいろある。

……と、先に行われたハンガリーGP開催のタイミングで、ちょうどオーストリアで欧州仕様の「ホンダCR-V」に乗る機会を得たこともあり、その戦いの現場をのぞきながら、この辺りのよもやま話を聞いてみることにした。

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