BEST BUY 2020 ドライブレコーダー | ケンウッド DRV-MR745/DRV-650/DRV-W650
暗闇撮影にめっぽう強い1カメラと2カメラ 2019.12.02 Gear Up! 2020 Winter![]() |
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ケンウッドの2019年秋モデルは大きく分けて2種。前後2カメラタイプのDRV-MR745と、フロントカメラのみのDRV-650だ。どちらもフルハイビジョン録画が可能なモデルで、従来より画角の広いレンズと夜間でも明るい映像で録画できる点が特徴。DRV-MR745は2018年モデルのMR740と比べ、フロント/リアともにF1.8の明るいレンズを持つ点では同じだが、フロントカメラの画角を拡大したことでより広い範囲の映像を録画できるようになった。また、リアカメラに「スモークシースルー機能」を搭載したこともトピック。スモークシースルー機能とは、リアガラスがスモークガラスであっても後方の映像を鮮明に記録できるようにした技術。ガラスの濃度に合わせて3段階の調整も可能で、暗い状況下においても高精細な映像が残せる。駐車監視には別売の車載電源ケーブルで対応する。衝撃検知だけでなく動くものにも対応し、検知前/検知後のそれぞれ5秒間、合計10秒間の録画が可能となる。また、駐車録画が終了する直前に衝撃または動体を検知したとしても、駐車監視録画は最大で1分間延長されるというのも新設な設計といえる。
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DRV-650はフロントカメラのみだが、画質にこだわったモデル。映像のフレームレート(コマ数)が1080p/27.5fpsに加え、新たに1080p/55fpsでも録画できるようになった。これは、通常モデルの2倍のコマ数で録画可能ということで、滑らかな映像録画を残すことができる。また、撮影素子に暗さに強いと定評のあるソニー製画像センサー「STARVIS」を採用。夜間の暗いシーンでも高精細な映像を記録できる。駐車監視録画機能も別売の電源ケーブルで対応するので、夜間の駐車時などで暗闇に強い撮影性能が存分に発揮できるだろう。
DRV-650には無線LAN機能を搭載したDRV-W650も用意されている。専用のスマートフォンアプリ「DRV Link」を使用することで、DRV-W650からスマホに直接動画を転送・保存することができる。車が衝撃を検知すると自動で動画(20秒間の動画ファイル)をスマホに転送してくれるので、離れたところにいても即座に映像を確認、直ちに車に駆けつけることができる。
【スペック】DRV-MR745
- 撮影画素:1920×1080(前後とも)
- 撮影素子:1/2.7型CMOS(約210万画素・前後とも)
- レンズ画角:対角150°/水平約122°/垂直約63°(フロント)
- レンズF値:F1.8(前後とも)
- フレームレート:27.5fps(前後とも)後方録画 ○
- 駐車監視:○(電源ケーブル別売)
- HDR:○
- モニター:2.7型TFT液晶
- 記録媒体:microSDHCカード Class10以上推奨(16GB~32GB対応)
【スペック】DRV-650/DRV-W650
- 撮影画素:1920×1080
- 撮影素子:1/2.7型CMOS(約207万画素)
- レンズ画角:対角111°/水平約100°/垂直約52°(フロント)
- レンズF値:F1.8(前後とも)
- フレームレート:27.5/55fps 後方録画─
- 駐車監視:○(電源ケーブル別売)
- HDR:○
- モニター:2.7型TFT液晶
- 記録媒体:microSDHCカード
- Class10以上推奨(4GB~32GB対応)
- ※DRV-W650は無線LAN機能あり
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webCG 編集部
1962年創刊の自動車専門誌『CAR GRAPHIC』のインターネットサイトとして、1998年6月にオープンした『webCG』。ニューモデル情報はもちろん、プロフェッショナルによる試乗記やクルマにまつわる読み物など、クルマ好きに向けて日々情報を発信中です。
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