プジョー208 GTライン(前編)
2020.10.01 谷口信輝の新車試乗 フランス生まれのコンパクトハッチバック「プジョー208 GTライン」に谷口信輝が試乗。新世代プラットフォームを使って開発された最新型の仕上がりを、走りのプロはどう評価する?いろいろと凝っている
今回、谷口信輝にテストしてもらったのは、フルモデルチェンジを受けたばかりのプジョー208である。
この208、プジョーとしてはかなり気合が入っていて、プラットフォームも最新のものだし、プジョーの十八番である「iコックピット」は情報が3次元的に表示される「3D iコックピット」を初採用しているほか、同じボディーでフルEVの「e-208」まで同時発売するなど、次世代を見据えた力作であることは間違いなさそうだ。
今回はまずクルマの外観から谷口にチェックしてもらった。
「ヘッドライトのところから下に伸びた細いライトは、なんですか?」
そう、あれこそプジョーの証し。兄貴分の「508」で登場したこのデザインはライオンの牙をイメージしたもので、実はヘッドライト内の3本線もライオンのかぎ爪がモチーフだという。
「ふーん、そうですか」
どうやら、谷口にはピンとこなかったようだ。
「そうですね、好みか好みじゃないかといわれれば、あんまり好みじゃない。というか、ぐっと引かれるものはありません。ただし、このクラスにしては全体的に安っぽく見えませんね。同じBセグメントの日本車と比べたら、外観は断然こっちのほうがいいんじゃないですか。一部、チリがあってなくて気になるところはありますが(笑)」
続いてサイドからボディー全体を眺めてもらった。
「なんか、全体的には丸みを帯びていますよね。ただし、スポーティーなデザインかといえば、それほどとは思いません。デザイン的には、フロントグリルを含めて、いろいろと凝っているとは思うんですけどね」
この記事は会員限定公開です。webCGプレミアムプラン会員に登録すると<月額550円(税込)>、続きを読むことができます。
登録初月無料! | クレジットカードで会員登録いただくと、ご契約いただいた日からその月の末日までが無料になります。いつでも解約可能です。 |
---|
- 毎月20本以上、新型車の試乗記が先取りで読める!
- 人気のさまざまな連載エッセイも、いち早く読める!
- 100車種超! 「谷口信輝の新車試乗」がぜんぶ読める!
- あの漫画家・池沢早人師の特集記事も堪能できる!
- 頭脳派レーシングドライバー山野哲也の車評が分かる!
- 『日刊!名車列伝』で世界の名車に毎日触れられる!
- 自動車メーカー関連グッズのプレゼントに応募できる!
- 話題のニューモデルのアツい走りが動画で見られる!