ホンダeアドバンス(前編)
2021.07.11 池沢早人師の恋するニューモデル 漫画『サーキットの狼』の作者、池沢早人師が今回ステアリングを握るのは電気自動車「ホンダe」。シティーコミューターとして居住性や航続距離を割り切ったというホンダ初の量産型EVは、箱根のワインディングロードでいかなる走りをみせたのか。スポーツカーと呼べるフィーリング
容量35.5kWhのリチウムイオンバッテリーと最高出力154PSの電気モーターで後輪を駆動する「ホンダeアドバンス」から、満面の笑みを浮かべて降りてきた池沢早人師先生。これまでの愛車はフェラーリやランボルギーニといったスーパースポーツから、ポルシェやマセラティ、ロータス、ランチア、AMG、アルピナまで優に70台を超えるという漫画界のレジェンドにして元JGTCレーサーは、この都市型EVに何を見たのか。
第一印象はいかがですか?
「これは楽しいクルマですね! 事前にイメージしていたよりも断然良かったですよ」
今なお狼のごとき(?)ドラテクを有し、そして狼のごときスポーツモデルを愛好している池沢先生が、ホンダeをそんなにも激賞するとは意外です。
「僕もこれまで『NSX』や『S2000』『S660』など、いろいろなホンダ車に乗ってきましたが、ホンダに限らず国産スポーツカーって足が変に硬いだけというか、『しなやかさが足りない』と感じる場合も多いんですよね。でもホンダeの足は素晴らしく『いいストロークをする』という表現がぴったりなんです。『シトロエンで味わえる癒やし系の足を思わせる』と言ったらわかりやすいかもしれません。想像以上にコーナリングのボトムスピードも速いですよ」
そうなんですか?
「そうなんですよ(笑)。今回はホンダeの前に『ポルシェ718ケイマンGTS 4.0』など3台の輸入プレミアムスポーツカーに乗りましたが、コーナリングのボトムスピードはその3台に近いものがありました」
![]() |
![]() |
![]() |
この記事は会員限定公開です。webCGプレミアムプラン会員に登録すると<月額550円(税込)>、続きを読むことができます。
登録初月無料! | クレジットカードで会員登録いただくと、ご契約いただいた日からその月の末日までが無料になります。いつでも解約可能です。 |
---|
- 毎月20本以上、新型車の試乗記が先取りで読める!
- 人気のさまざまな連載エッセイも、いち早く読める!
- 100車種超! 「谷口信輝の新車試乗」がぜんぶ読める!
- あの漫画家・池沢早人師の特集記事も堪能できる!
- 頭脳派レーシングドライバー山野哲也の車評が分かる!
- 『日刊!名車列伝』で世界の名車に毎日触れられる!
- 自動車メーカー関連グッズのプレゼントに応募できる!
- 話題のニューモデルのアツい走りが動画で見られる!