DS 4(前編)

2022.09.18 思考するドライバー 山野哲也の“目” 山野 哲也 レーシングドライバー山野哲也が「DS 4」に試乗。以前から同車のことが「気になっていた」という山野は、まずは前衛的なつくりの内外装をチェック。その事細かさが、どこか消費者目線だったのは気のせいだろうか。
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どこかショーカーのようなたたずまい

試乗から戻ってきた山野哲也がステアリングホイールを握ったまま、「これは絶妙なサイズですね」と第一印象を語る。

「車両感覚をつかみやすいので、街なかでも運転がラクなんじゃないでしょうか」

今回俎上(そじょう)に載せられたのは、シトロエンの上級ブランドたるDSからリリースされたDS 4。流麗なクーペ調のボディースタイルを採るCセグメントのクロスオーバーモデルである。2022年1月に開催された「第37回国際自動車フェスティバル」において「Most Beautiful Car of The Year」を獲得したことがジマンの、おしゃれモデルだ。

そんな予備知識から、つい「実用性を少々犠牲にしてでもデザインを優先したクルマなのでは?」という先入観を持っていたので、山野のコメントはちょっと意外だった。

山野:DS 4には「超スポーツ」……というか、どこかショーカーのような趣があります。

webCG:カテゴリー的には、アーバンSUV的な、いわゆるクロスオーバーです。

 
DS 4(前編)の画像拡大
 
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