シトロエンC5 X(後編)
2023.01.15 思考するドライバー 山野哲也の“目” レーシングドライバー山野哲也が「シトロエンC5 X」に試乗。「フワフワ」と形容されることの多い独自のサスペンションが注目されるところだが、山野はワインディングロードで果たして何を感じ取ったのだろうか。ドライビングフィールを聞いてみた。フロントの剛性感に驚く
シトロエンの新しいフラッグシップ、C5 Xの内外装に感銘を受けたレーシングドライバーの山野哲也。日本ではガソリン車とプラグインハイブリッド車の2種類が用意されるうち、今回俎上(そじょう)に載せられたのは、前者の「シャイン パック」グレード(530万円)である。
搭載されるパワーユニットは1.6リッター直列4気筒ターボで、180PS/6000rpmの最高出力と、250N・m/1650rpmの最大トルクを発生する。トランスミッションは8段ATだ。
山野:4000~6000rpmあたりが扱いやすい回転数で、パワーは十分。レスポンスもいい。ゼロ発進加速で驚かせるというより、ある程度スピードが乗ってからのほうが元気に走る印象です。
webCG:ダブルシェブロンのトップモデルですからね。8スピードのオートマチックはどうですか?
山野:よくできたCVTのようなフィール。
webCG:つながりがいい?
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