MINIのオーナー向けイベント、サーキットで開催
2010.11.15 自動車ニュース700台以上のMINIが集結! 「MINI CONNECTION 2010」開催
2010年11月13日、千葉県袖ケ浦市の袖ケ浦フォレストレースウェイで「MINI CONNECTION 2010」が開かれた。
■MINIを楽しむフルコース
「MINI CONNECTION 2010」は、MINIのインポーターであるBMWジャパンが主催するMINIのオーナー向けイベント。会場となった袖ケ浦フォレストレースウェイは、東京湾アクアラインを使って都心からクルマで1時間ほどの場所に、およそ1年前にオープンしたJAF公認のサーキットである。
全国から集まったMINIは、719台という圧倒的な数。パドックや駐車場はもちろんのこと、臨時駐車場とされた、ツインリンク状になっている全長2.4kmのレーシングコースの内周部分約1kmまでもがMINIで埋め尽くされた。
会場内には多くのアトラクションやプログラムが用意されていた。
サーキットでは、プロドライバーによる「レーシングタクシー」、オーナーが愛車でコースを体験走行する「スポーツラン」、BMWモトラッド(二輪)のデモラン、プロドライバーによる「MINIグランプリ」、そしてラストには、オーナーによる「パレード走行」も実施。
いっぽうパドックに設けられたステージでは、バンドによるライブ演奏、BMXやダンスのパフォーマンス、ゲストによるトークショーなどがにぎやかに行われた。
ほかにも車両展示やオーナーの自慢のMINIの中から来場者が1台を選ぶ「MY MINIコンテスト」、オフィシャルグッズのショップ、家族連れが多かった来場者のために子供が楽しめるコーナーも用意されていた。
■「MINIクロスオーバー」もお披露目
そしてこの日の目玉となるスペシャルプログラムが、来春発売予定の「MINIクロスオーバー」の日本初公開。ヨーロッパでは「MINIカントリーマン」としてすでに発売されているMINI史上初の4ドアモデルで、「クーパー」と、「ALL4」と呼ばれるこれまたMINI史上初となる4WDシステムを搭載した「クーパーS」の2台が特設ブース内でお披露目された。
プレゼンテーションを行ったBMWジャパンMINIマーケティング本部長のバートラム・シュネック氏は、「初の4ドア、初の設定となる4WD、そして初の全長4m超と初物づくしながら、そのいでたちはまぎれもなくMINI。新たなファミリーを加えたことよって、MINIは新たな次元に到達した」と、自信たっぷりに宣言。そして「クロスオーバーは4名乗車に十分な、より広い後席とカーゴルームを備えている。MINI本来のオーセンティックな味とSUVのDNAがまさにクロスオーバーした、新たなコンセプトのモデルである」とアピールした。
プレゼンの後にシュネック氏に聞いたところでは、「日本市場でのメインターゲットは30代から40代はじめくらいのアクティブな人々。コンパクトなサイズで、街中での取り回しがよく、いっぽうカントリーサイドでは高めのロードクリアランスが威力を発揮、4WDを選べばさらに行動範囲が広がります。総じてファミリーカーとしても文句のない実用性の高さと、エンスージアストに訴える性能と魅力を兼ね備えたクルマです」とのこと。
どこかの宣伝コピーをもじって「family but enthusiasticというわけですか?」と尋ねたところ、「まさにそうですね」とほほ笑んだ。
BMWジャパンでは、今後もこうした新しくエキサイティングなイベントやエンターテイメントを、MINIのオーナーおよびファンに向けて発信していくという。
(文と写真=沼田 亨)
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