「ランクル“FJ”」はいつだっけ? 2026年の新車発売カレンダーを確認する
2026.01.07 デイリーコラムトヨタは今年も盛りだくさん
明けました2026年。年が明けたとなれば、クルマ好きとして気になるのが“今年出るクルマ”たち。というわけで2026年にデビューが確定しているクルマと、2026年にデビューしそうなクルマをメーカー別にチェックしていきましょう。
まずはトヨタ。すでに公式に明らかになっているのは“年央(7~8月くらい?)”に「ランドクルーザー“FJ”」が、“夏”に新型「ハイラックス」が登場するということ。あとは北米からの逆輸入車として検討している「カムリ」と「ハイランダー」、そして「タンドラ」の国内導入が“2026年から順次”ということなので期待したいところです。それにしてもまさか、タンドラが正規導入される日がくるとは……ありがとうドナルド!
ここからは予想ですが「スバル・トレイルシーカー」のトヨタ版となる電気自動車(BEV)のクロスオーバーSUVツーリングワゴン「bZ4Xツーリング」は“夏ごろ”と予想。そしてもしかすると「カローラ」のフルモデルチェンジもくるかも。あくまで予想ですけど。
トヨタの上級チャンネルであるレクサスの2026年の動きは……まず間違いないのは「レクサスIS」の最新型が走りだすこと(年明けすぐ?)。といってもフルモデルチェンジではなくマイナーチェンジで、国内はハイブリッド専用車になってしまう予定(V8も欲しい!)ですが、楽しみな一台ですね。
それから「レクサスES」もすでに海外では新型が公開されているので、国内登場も秒読み状態。ハイブリッドとBEVになる新型は“春ごろ”登場予定とされています。
スポーツブランドのGRに関しては、筆者がつかんでいる情報なし。年末に概要が発表された「GR GT」のデビューは2027年ともう少し先だし、うわさの「MR2」や「セリカ」は本当に出るんでしょうか?
新型「エルグランド」の発売は“夏”
さて、日産自動車は大物がやってきます。そう、「エルグランド」。最新のe-POWERによって前後ツインモーターで駆動する“電動ミニバン”となる新型は「トヨタ・アルファード/ヴェルファイア」の牙城をどこまで崩せるかが注目ポイント。ちなみにスタイリングは2025年のモビリティショーで公開されたものが“そのまま”です。日産のアナウンスによると、正式発売は“夏”の予定。
もう1台、日産から登場しそうな新型車は「キックス」。コンパクトSUVですね。すでに海外では新型が走っていますが、日本市場はe-POWERを積んだモデルの開発を待っての投入というところでしょう。こちらも夏ごろでしょうかね。
そうそう、マイナーチェンジとして確定しているのは「フェアレディZ」。正月明けすぐの東京オートサロン2026で姿が明らかになるようです。こちらはどうやらフロントバンパーが新デザインになる様子ですが、ますます初代フェアレディZ(S30)に近くなるといううわさ。「フェアレディZ NISMO」へのMT搭載(これまでATのみだった)も予告され、楽しみすぎる!
ところで次期型「日産GT-R」はまだでしょうかね?
ホンダは2月に新型「CR-V」の一般向けモデルが登場することを告知済み。国内向けのCR-Vはこれまで水素燃料電池車だけの展開(リース販売)だったのですが、ついにハイブリッドも用意されるというわけです。車両価格はあまり高くないことを祈りたい……。
それから楽しみなのが、8月ごろとうわさされている「スーパーONE」。軽BEV「N-ONE e:」がベースの、ジャパンモビリティショー2025でお披露目されたスポーツモデルですね。かつての「シティ ターボII」を思わせるオーバーフェンダーがカッコよすぎ! せっかくだからエンジン+マニュアルトランスミッションも積んでくれないかなあ。
三菱からは大物登場の予感
マツダファンの皆さま、お待たせしました。マツダだって待望の新型が控えています。そう「CX-5」。「すでにモビリティショーで見た」なんていう声もあるかとは思いますが、先代や現行モデルがヒットしただけに気にしている人も多いのではないでしょうか。正式デビューは初夏くらい? 残念ながらディーゼルはありませんが“2027年度”には「『スカイアクティブZ』を組み合わせた独自のハイブリッド」も追加される予定です。そちらも楽しみ。
気になるロータリーハイブリッドのスポーツカー「アイコニックSP」……は残念ながら2027年もなさそう。早く出してよ!(ドナルドがあんな関税をかけなければ今ごろきっと……)
スバルはまず、「WRX S4」のMTモデルが追加されるとかされないとか。かつての「WRX STI」のように超高性能エンジン+ドライバーコントロールデフの組み合わせではありませんが、スバルのAWDモデルにひさびさのMTが追加されるのは楽しみすぎる。筆者もアメリカで試乗してきましたが、スポーツカーをMTでリズミカルに走らせる感じはやっぱりいいですよね。「やっぱりスバルはMT」っていう人はぜひ買ってください!
次いで春になると、「ソルテラ」のお兄さん的なトレイルシーカーが登場するとのうわさ。これ、立ち位置をひとことで言えば「『アウトバック』のBEV」ですよね。
そして最後にスバルへの期待を込めて新型アウトバックもデビューしてほしいなあ、と言っておきましょう。情報は全くないのですが、2025年のジャパンモビリティショーへの参考出品は国内再投入の兆しではないかとひそかに思っております。違うかな?
さてさて、2026年は“大物”があるといううわさが業界の常識となっている三菱自動車。その大物とは……「パジェロ」と考えていいでしょう。ついにパジェロの大復活劇の目撃者となれるのです。
タイミングはたぶん(根拠はないけど)12月。楽しみですねえ。
ちなみに「ランエボ」の復活は、残念ながら今年もなさそうです。残念無念。
スズキが軽ハイトワゴンBEVに参入
そして事前にあまりスクープ情報が出てこないスズキは今年、2台の軽BEVがありそう。1台は大人の事情で延期になっていた「ハイゼットカーゴ」の車体をベースとした軽商用車。えっ、ハイゼットはスズキ車じゃないどころか競合メーカーのクルマじゃないかって?……そんな細かいことを気にしている場合じゃないんです。昨日の敵は今日の友ですよ。
もう1台はハイトワゴンのBEVですね。デビューは夏くらいか? ライバルは言うまでもなく「日産サクラ」とホンダN-ONE e:です。
個人的な希望してはそろそろ「スイフトスポーツ」にも登場願いたいわけですが……。
というわけでダイハツはスズキ(&トヨタ)と共同開発の軽商用BEVバンのほか、2025年のモビリティショーに展示された軽自動車のフルハイブリッドが登場する……かも。注目は、ガソリン車に対する価格上昇をどこまで抑えられるかですね。
あとは「トール」がそろそろフルモデルチェンジしてもいいと思うのですが……。そして後輪駆動となる「コペン」はまだまだ先ですね。
というわけで駆け足で進めてきた今年の新車“予測”カレンダー。あくまで予想であって、当たるも八卦(はっけ)当たらぬも八卦ですのであしからず。お願いですから、年末に答え合わせをするのはやめてくださいね。
(文=工藤貴宏/写真=トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、マツダ、ダイハツ工業、webCG/編集=藤沢 勝)

工藤 貴宏
物心ついた頃からクルマ好きとなり、小学生の頃には自動車雑誌を読み始め、大学在学中に自動車雑誌編集部でアルバイトを開始。その後、バイト先の編集部に就職したのち編集プロダクションを経て、気が付けばフリーランスの自動車ライターに。別の言い方をすればプロのクルマ好きってとこでしょうか。現在の所有車両は「スズキ・ソリオ」「マツダCX-60」、そして「ホンダS660」。実用車からスポーツカーまで幅広く大好きです。
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