トヨタが限定車「GRヤリス Sébastien Ogier 9x World Champion Edition(セバスチャン・オジエ 9xワールドチャンピオンエディション)」の概要を発表
2026.01.23 自動車ニュース 拡大 |
TOYOTA GAZOO Racingは2026年1月22日、開発を進める高性能モデル「GRヤリス Sébastien Ogier 9x World Champion Edition(セバスチャン・オジエ 9xワールドチャンピオンエディション)」のプロトタイプを公開した。日本市場への配車予定は100台で、2026年春以降に、スマートフォン用アプリ「GR app」を通じて抽選申し込み受け付けを開始する。欧州の一部地域においても100台限定で発売する予定。
GRヤリス セバスチャン・オジエ 9xワールドチャンピオンエディションは、TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチームの所属選手であるセバスチャン・オジエ選手の、WRC(世界ラリー選手権)2025におけるドライバーズチャンピオン獲得を記念する特別仕様車。同選手の勝利と、ラリーの歴史に刻まれた偉業をたたえるとともに、応援しているファンへの感謝を込めて開発したという。
ベースとなるのは2025年10月に発売した「エアロパフォーマンスパッケージ」装着車で、オジエ選手のこだわりや個性を取り込んだ専用装備を各所に採用しているのが特徴だ。
4WDシステムについては、オジエ選手とともに専用の制御モードを開発。ベース車の「TRACK」モードと置き換えるかたちで「SEB.」モードが設定されている。同モードは、前輪の旋回性を確保しながら、後輪の駆動力による車両コントロールを可能にすることを狙い、前40:後ろ60のトルク配分を実現。ドライバーと車両との一体感を高め、高速度域での車体コントロール性を向上させることで、競技シーンでのタイム短縮に寄与するとされる。
さらに、「GRAVEL」モードに代えて「MORIZO」モードを設定。同モードでは、トラクション性能と旋回性能を高い次元で両立させるべく、加速時は前後輪の拘束力を最大(直結)とし、制動時は必要なぶんだけ拘束を緩める四駆制御モードとなる。モリゾウこと、トヨタの豊田章男会長がラリーで走り込み導き出した駆動力配分をオジエ選手が気に入り、採用に至ったという。
内外装は、オジエ選手の求める上質で落ち着いた風合いと、ラリーシーンでの機能性を両立。外板色には専用の新開発色「グラビティブラック」をチョイスしたうえで、ホイールも同系色のマットブラックとし、ブレーキキャリパーはオジエ選手のシグネチャーカラーであるブルーで塗装。ラジエーターグリルにはオジエ選手の出身国であるフランス国旗をモチーフにしたトリコロール加飾が施される。
モータースポーツにおける操作性を追求して開発したステアリングホイールは、外形をひとまわり小径化し、ステアリングスイッチの形状を独立したものに変更。ステッチはブルーとグレー、レッドの3色(トリコロール)としている。
パーキングブレーキは縦引きタイプで、専用のグレーステッチ付き革巻きグリップを装備。ドライバーズチャンピオン獲得を記念した専用シリアルナンバープレートも装着される。
(webCG)







































