日産が「フェアレディZ」「フェアレディZ NISMO」をマイナーチェンジ

2026.08.28 自動車ニュース webCG 編集部
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日産フェアレディZ
日産フェアレディZ拡大

日産自動車は2026年8月27日、「フェアレディZ」および「フェアレディZ NISMO」のマイナーチェンジモデルを発表し、同日、販売を開始した。

ヘリテージデザインのコンセプトに基づき、フロントバンパーを刷新。フロントノーズ先端を延長させた。
ヘリテージデザインのコンセプトに基づき、フロントバンパーを刷新。フロントノーズ先端を延長させた。拡大
足まわりでは、路面の変化に機敏に反応する大径モノチューブショックアブソーバーの採用がトピック。
足まわりでは、路面の変化に機敏に反応する大径モノチューブショックアブソーバーの採用がトピック。拡大
12.3インチサイズのフルカラー液晶メーターに、歴代モデル(S30型~RZ34型)のシルエットが次々と登場する新たなオープニングムービーを導入。
12.3インチサイズのフルカラー液晶メーターに、歴代モデル(S30型~RZ34型)のシルエットが次々と登場する新たなオープニングムービーを導入。拡大
上質な大人の空間を演出するタンの内装色をインテリアに設定。
上質な大人の空間を演出するタンの内装色をインテリアに設定。拡大
3代目(Z31型)に採用された、エアロディッシュホイールのオマージュとなる、新デザインのアルミ鍛造ホイール。
3代目(Z31型)に採用された、エアロディッシュホイールのオマージュとなる、新デザインのアルミ鍛造ホイール。拡大
新色のボディーカラー「雲龍グリーン/スーパーブラック(2トーン)」。
新色のボディーカラー「雲龍グリーン/スーパーブラック(2トーン)」。拡大
フェアレディZ NISMO
フェアレディZ NISMO拡大
「フェアレディZ NISMO」のコックピット。よりスムーズな操舵感が味わえる低フリクションラックを用いたステアリングシステムが採用された。
「フェアレディZ NISMO」のコックピット。よりスムーズな操舵感が味わえる低フリクションラックを用いたステアリングシステムが採用された。拡大
本革とアルカンターラのコンビシートを採用する「フェアレディZ NISMO」の室内。
本革とアルカンターラのコンビシートを採用する「フェアレディZ NISMO」の室内。拡大
「フェアレディZ NISMO」には6段MTモデルもラインナップ。スロットルペダルへの反応や点火のタイミングといったエンジン制御が6段MT車向けに最適化されている。
「フェアレディZ NISMO」には6段MTモデルもラインナップ。スロットルペダルへの反応や点火のタイミングといったエンジン制御が6段MT車向けに最適化されている。拡大
フロントブレーキに「GT‑R」と同様の2ピースドリルドローターを搭載。
フロントブレーキに「GT‑R」と同様の2ピースドリルドローターを搭載。拡大

今回のマイナーチェンジでは、フェアレディZが受け継いできたヘリテージをさらに深化させるとともに、性能の向上を図ったという。エクステリアでは歴代モデルへのオマージュとしてフロントの「Zエンブレム」を復活させるとともに、新意匠のフロントバンパーや新色のボディーカラー「雲龍グリーン/スーパーブラック(2トーン)」を採用。商品コンセプト「Dance Partner」を継承しながら、ドライバーの意図に正確に応える操縦性やクルマとの一体感をさらに高め、走りの楽しさに磨きをかけたと説明している。

また、フェアレディZ NISMOでは、マニュアルトランスミッション(6段MT)搭載車をラインナップに追加。パワートレイン、シャシー、ブレーキのアップデートも行われた。

日産が発表した主な改良・変更点は以下のとおり。

【フェアレディZ(標準モデル)】

  • S30型(1969年)からZ32型(1989年)まで、歴代モデルに採用していた「Z」をモチーフとするエンブレムをフロント部に復活させた(フェアレディZ NISMOも同様に採用)。
  • ヘリテージデザインのコンセプトに基づき、フロントバンパーを刷新。ノーズ先端を延長させることで、ロングノーズ・ショートデッキ感を強めると同時に、低くワイドなスタンスを実現した。
  • ロアバンパーからサイド面に流れるデザインに合わせてダクトやソナーの配置を変更。フロントリフトと空気抵抗の低減を両立している。
  • 3代目(Z31型)のエアロディッシュホイールをオマージュした新デザインと、軽量・高剛性を特徴とするアルミ鍛造ホイールを採用。特徴的な幾何学パターンの切削加工をリム周辺に用いて、ヘリテージ性と現代のテクノロジーを融合した。
  • S30型をオマージュした、上質な大人の空間を演出するタンの内装色をインテリアに設定。
  • S30型のイメージカラーとして今なお多くのファンに愛されている「グランプリグリーン」から着想を得た新色の雲龍グリーンにスーパーブラックを掛け合わせた2トーンをはじめとする2トーン5種類、モノトーン5種類の計10種類を外板色にラインナップ。
  • 路面の変化に機敏に反応する大径モノチューブショックアブソーバーを採用し、ダンパー受圧面積を従来モデル比で26.6%アップ。路面からの入力に対する車両姿勢の変化を効果的に抑制し、高速走行時でもしなやかで安定した乗り心地を実現する(グレード別に採用)。
  • 12.3インチサイズのフルカラー液晶メーターに、歴代モデル(S30型~RZ34型)のシルエットが次々と登場する新たなオープニングムービーを導入。フェアレディZの伝統と歴史を継承し続けている証として、あらゆる世代のZファンに向けて、高揚感を高める演出を施した。

【フェアレディZ NISMO】

  • 車両との一体感に加えて、クイックな操作によるダイレクトなドライビングを感じられるショートストロークのシフト機構を採用。手首で操るような素早いシフトレスポンスが体感できる。6段MT車専用にスロットルペダルへの反応や点火のタイミングといったエンジンの制御系を最適化し、アクセルペダルを踏んだ瞬間からリニアなレスポンスを実現するとともに、高回転域まで伸びやかな加速フィールを追求した。
  • 扱いやすさと走りのバランスが取れた「STANDARD」、走りのポテンシャルを最大化する「SPORT」の2つのドライブモードを設定。アクセル操作に応じた加速感を音でも感じられるように専用の加速サウンドチューニングを施した。STANDARDは街なかやロングドライブに適するように加速時のエンジン音量を抑え、エンジンの中回転域以降に伸びやかな加速を感じられるようなチューニングとした。SPORTでは高回転域におけるリニアなアクセルレスポンスとエンジン音を実現することで、高揚感あふれる走行体験をもたらす。
  • VDCにNISMO専用となる「TRACTION」モードを設定。アクセル、ステアリング操作に対する応答性を高める専用チューニングを行った。ドライバーの意思に忠実な車両挙動を実現し、より高いレベルでの一体感と操る楽しさを提供する。
  • ブレーキキャリパーに新色のブライトレッドを採用。フロントブレーキに「GT‑R」と同様の2ピースドリルドローターを搭載した。優れた放熱性によるブレーキ性能の向上に加え、バネ下重量の軽量化を実現している。軽量化にあわせた専用サスペンションセッティングを行い、路面追従性と回頭性を向上させた。
  • ステアリングシステムに低フリクションラックを採用。よりスムーズな操舵感と、思いどおりのラインを描けるコーナリング性能を実現した。
  • ボディーカラーにNISMO専用色となる「NISMOステルスグレー/スーパーブラック」の2トーンをはじめとする5種類をラインナップ。インテリアには本革とアルカンターラのコンビシートを採用した。
  • 最新のQi2規格に対応したワイヤレス充電器を装備。内蔵のマグネットが走行時の振動によるずれを、冷却ファンが充電時に発生する熱を抑え、安定した充電性能を維持する。
  • 燃料タンク内にチャンバーを追加。高い横Gが発生するコーナリング時においても、燃料供給を安定させる。
  • 対自転車の制動要件に適合した衝突被害軽減ブレーキ機能を採用。

マイナーチェンジしたフェアレディZのラインナップと価格は以下のとおり。

  • フェアレディZ(6段MT):573万7600円
  • フェアレディZ(9段AT):573万7600円
  • フェアレディZバージョンS(6段MT):658万6800円
  • フェアレディZバージョンT(9段AT):619万9600円
  • フェアレディZバージョンST(6段MT):699万9300円
  • フェアレディZバージョンST(9段AT):699万9300円
  • フェアレディZ NISMO(6段MT):975万2600円
  • フェアレディZ NISMO(9段AT):975万2600円

(webCG)

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