【東京モーターショー2003】「解説!笹目二朗:メルセデスベンツ篇」
2003.10.28 自動車ニュース【東京モーターショー2003】「解説!笹目二朗:メルセデスベンツ篇」
自動車ジャーナリストの笹目二朗が「東京モーターショー」の出展車を鋭く斬る「解説!笹目二朗」。メルセデスベンツは、コンセプトカー「F500マインド」を東京モーターショーで世界初公開した。
■ドイツ人的発想
コンセプトカー「F500マインド」のワールドプレミアを東京に選んだことから、メルセデスベンツが、いかに日本市場を大事にしているかがうかがえる。うがった見方をすれば、現在のドイツ勢の技術的劣勢をすこしでも挽回すべく、日本車に負けてないことをアピールするためのクルマだ。
日本のデザインスタジオが製作したボディは、ドアが特徴。観音開きと従来型、いずれの方式でも開閉できる。パワートレインは、4リッターV8 CDIディーゼルに、50kWモーターを組み合わせたハイブリッドを搭載する。並列に置いてクラッチで繋ぐところが、ドイツ人的発想だ。
(文=笹目二朗/写真=峰昌宏)
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