ニスモのチューンドカーが勢ぞろい! 「ニスモプレミアイベント」の会場から
2014.07.24 画像・写真2014年7月23日、神奈川県横浜市にある日産自動車グローバル本社ギャラリーで、今年で創立30周年を迎えたニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(ニスモ)による「ニスモプレミアイベント」が開かれた。今秋発売予定の「ノートNISMO」が初公開されたほか、会場には「フェアレディZ NISMO」のマイナーチェンジモデルや「GT-R NISMO Nアタックパッケージ装着車」など、ニスモのコンプリートカーおよびオプションパッケージ装着車をズラリと展示。ステージ上ではニスモのワークスドライバーによるトークショーなども実施された。会場の様子を、展示車両を中心に紹介しよう。
(文と写真=沼田 亨)

マイナーチェンジされた「フェアレディZ NISMO」とベールのかけられたモデルが並べられたステージ上であいさつする、ニスモCEOの宮谷正一氏。
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マイナーチェンジされた「フェアレディZ NISMO」とベールのかけられたモデルが並べられたステージ上であいさつする、ニスモCEOの宮谷正一氏。
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ミス・フェアレディによってアンベールされると、「ノートNISMO S」が登場。専用チューンを施したエンジンに5段MTを備えるという。
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こちらは「S」のつかない「ノートNISMO」。ホワイトにNISMOレッドをあしらったエクステリアは、エンブレムを除いては「ノートNISMO S」と同じ。
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「ノートNISMO S」。エンジンについては「ノンターボで仕上げる」というひと言だけだった。ということは標準の「ノート」用スーパーチャージド1.2リッター直3をベースにするのではなく、それより排気量の大きい自然吸気エンジンを積むということか。
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「ノートNISMO S」にオプション設定されるという、日産とレカロが共同開発した「RECARO製スポーツシート」。
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最新のニスモデザインアイデンティティーに沿ってマイナーチェンジされた「フェアレディZ NISMO」。エクステリアの変更点はニスモレッドをアクセントに配した専用バンパー、サイドシルプロテクター、専用LEDハイパーデイライト、新デザインのレイズ製アルミ鍛造ホイールなど。
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「フェアレディZ NISMO」のインテリアは、NISMO専用チューニングRECARO製スポーツシートを装備したほか細部の装飾を改めた。
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今秋発売予定という「ジュークNISMO RS」。現行の「ジュークNISMO」は200psを発生する1.6リッター直4ターボエンジンを積んでいるが、「RS」はさらにパワーアップされるという。
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NISMO創立30周年記念限定モデルの「マーチNISMO S 30th」。限定色であるNISMOチャンピオンホワイトのボディーにNISMOグレーのエアロパーツを備える。販売台数は5MTの「マーチNISMO S 30th」が26台、CVTの「マーチNISMO 30th」が17台の計43台で、7月23日にインターネット限定で商談を開始した。
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「エルグランド NISMOパフォーマンスパッケージ装着車」。エアロパーツ、スポーツサスペンション、アルミホイール、スポーツマフラー、スポーツリセッティング(エンジンのコンピューターチューン)で構成されるパフォーマンスパッケージをフル装着したモデル。
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「リーフ NISMOパフォーマンスパッケージ装着車」。エアロパーツ、スポーツサスペンション、スポーツリセッティング(専用ビークルコントロールモジュール)からなるパフォーマンスパッケージをフル装着したモデル。
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「GT-R NISMO Nアタックパッケージ装着車」。昨年ニュルブルクリンクで7分8秒679という量販車最速タイムを記録した際に装着していた、パワートレイン、サスペンション、エクステリア、インテリアのすべてにおよぶオプションパーツをパッケージ化。乗車定員2名(要構造変更届)となるNアタックパッケージAキットと日常ユースを考慮した同Bキットがあり、Aキットの価格はなんと820万円(税抜き)!
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ニスモのワークスカーである「MOTUL AUTEC GT-R」でSUPER GTのGT500を戦っている松田次生、ロニー・クインタレッリ両選手がトークショーに登壇。左から2人目はニスモの開発統括責任者である松村基宏氏。
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「GT-R NISMO」に標準装備されている、グランツーリスモ6で実際のサーキット走行データを再現できる専用ソフトウエア「NISSAN Connect NISMO Plus」。それに記録された、松田選手による富士スピードウェイのラップに、ロニー選手がチャレンジ。
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イベントは夕暮れ時(18:00~)に開催されたため、平日ながら多くのギャラリーが会場を訪れた。