第12回:今年もクルマを楽しんでくださいね!
インポーターに聞きました~ルノー編~
2015.03.17
JAIA輸入車試乗会2015
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絶好調の「ルーテシア」がけん引し、過去最高の販売台数を記録した2014年のルノー。気になるあの新型車の導入時期は? アルピーヌの復活計画はどうなっているの? そんなルノーの気になる動向をリポートする。
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ブランドの浸透に手応え
――昨年(2014年1~12月)の日本市場における販売状況はいかがでしたか?
年間販売台数は4662台、前年比123.6%を達成しました。これはルノー・ジャポンが発足して以来、最高の数字です。販売に関しては非常によい一年だったといえるでしょう。
――好調をけん引したものとしては、どのようなモデルが挙げられますか?
2013年9月に発売した「ルーテシア」ですね。高性能バージョンの「ルノースポール(R.S.)」や新グレードの「GT」など、すべてのモデルを含めると、販売台数の半分強をルーテシアが占めるまでになりました。ほかの車種も販売が落ちているというわけではなく、「カングー」などは若干とはいえ台数を伸ばしているくらいなのですが、ルーテシアの勢いがそれを上回ったという感じです。
――R.S.シリーズについてはいかがですか?
やはり注目度が高いですね。特にF1日本グランプリに合わせて発表した「メガーヌ」の「トロフィー」シリーズについては、あれからずっと問い合わせが続いている状態です。
スポーツモデルを出した時の反響などを見ると、ここ最近はルノーのスポーツイメージが強まっている印象を受けます。やはりF1での活動の影響が大きいのかもしれません。
またR.S.については、本格的なスポーツカーや他メーカーの輸入車からの乗り換えが多く、そういった方から「ルノーのまじめなクルマ作りに共感した」という評価をいただくこともあります。
――現在のルノーはどういったお客さまが多いのでしょうか?
細かい統計はとっていないのですが、全体を見ると約8割が他のメーカーからの乗り換えで、さらにその半分は国産車からという構成です。例えば「スポーツカーを探していてルノースポールに興味を持った」とか「普通に乗れるMT車を検討していたのだけど、ルーテシアしかなかった」など、最近は熱心なファンだけではなく、欲しいクルマを探していたらルノーに行きついた、というお客さまが増えているようです。
――今年導入を予定している車種、注目の車種にはどのようなものがありますか?
新型「トゥインゴ」のお話ですか?(笑) 恐縮ですが、恐らく2015年中は無理で、年明けのどこかのタイミングで……ということになりそうです。今年はニューモデルの登場やフルモデルチェンジなどはないかもしれませんが、限定車や新グレードの投入を通して、常に存在感をアピールしていきたいと考えております。
また、スポーツカーブランドのアルピーヌについても、2016年の復活に向けて準備を進めていますので、ぜひご期待ください。
――全国の『webCG』読者に一言お願いします!
魅力的なクルマの導入はもちろん、イベントごとについても引き続き頑張っていきたいと思います。特に「カングージャンボリー」は、垣根なしに幅広いオーナーの方に集まっていただける、とてもいいイベントになりました。私どもとしても、ぜひ、あのオープンで楽しい雰囲気を大事にしていきたいと考えております。
今年も楽しいクルマを投入していきますし、楽しいこともたくさんやっていこうと思っています。みなさん、楽しんでくださいね!
(インタビューとまとめ=webCG 堀田剛資/写真=峰 昌宏、ルノー・ジャポン、webCG)

堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。
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