「7シリーズ」にBMWジャパンの40周年記念車が登場 仕様の異なる3つのモデルを設定
2021.05.26 自動車ニュース![]() |
BMWジャパンは2021年5月24日、自社の設立40周年を記念して「7シリーズ」に限定モデル「40thアニバーサリーエディション」を設定。同日、販売を開始した。
BMWのなかでも歴史あるモデルに特別仕様車を設定
現在、BMWの正規輸入・卸売業務を担うビー・エム・ダブリュー株式会社は、日本における欧州自動車メーカー初の100%出資子会社として1981年に誕生した。今回、記念モデルが設定されるのは、「3シリーズ」と「5シリーズ」、7シリーズの3車種で、同社は「ラインナップの中でも特に伝統あるBMW 3シリーズ、5シリーズ、7シリーズをベースに、記念ロゴをあしらった専用装備や、各モデルが歩んできた歴史と伝統を想起させるデザインを採用した」と説明している。
いずれのモデルでも、左右のBピラーには記念ロゴのステッカーをあしらっており、またコンソールにはシリアルナンバーが刻まれたホワイトシルバーの限定バッジを装着。乗降時に足元を照らすLEDドアプロジェクターの照明デザインには、40周年ロゴを使用している。さらに、イタリア製レザーを使用したBMW Group Japan完全オリジナルのキーケースも用意。こちらにも40周年記念ロゴが型押しされている。
仕様の異なる3つのモデルをラインナップ
7シリーズには、「750Li xDriveエクセレンス」「745Le xDriveエクセレンス」「740Ld xDriveエクセレンス エディションジョイ+」をベースにした3種類の記念モデルを設定。いずれも初代7シリーズをイメージしたデザインを採用しているという。
中でも最上級の仕様となるのが、750Liをベースとした「750Li xDrive 40thアニバーサリーエディション」で、BMWのビスポークサービス「BMW Individual」向けに用意される仕様・装備が随所に用いられている。ボディーカラーはBMW Individualの特別色「アズライトブラック」で、内装には同じくBMW Individualのフルレザーメリノシート(スモークホワイト&ナイトブルー バイカラー)やナイトブルーのアルカンターラルーフライニングを採用。これらに加え、グレーポプラウッドインテリアトリムも装備している。
これに対し、745Leや740Ldをベースとしたモデルでは、外装に「ブラックサファイア」のボディーカラーと「20インチアロイホイールWスポークスタイリング646」を採用し、上質で落ち着いたイメージを表現。内装には、ブラックのエクスクルーシブナッパレザーシートとグレーポプラウッドインテリアトリムを専用装備している。
各車の価格は以下の通り。
- 745Le xDrive 40thアニバーサリーエディション:1600万円
- 740Ld xDrive 40thアニバーサリーエディション:1614万円
- 750Li xDrive 40thアニバーサリーエディション:2114万円
販売台数は750Liが6台、その他のモデルが2台ずつとなっている。
(webCG)