
【スペック】全長×全幅×全高=4978×1963×1435mm/ホイールベース=2959mm/車両重量=2253kg/駆動方式=RR/三相交流誘導モーター(416ps/5000-8600rpm、61.2kgm/0-5100rpm)(北米仕様車)
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【スペック】全長×全幅×全高=4978×1963×1435mm/ホイールベース=2959mm/車両重量=2253kg/駆動方式=RR/三相交流誘導モーター(416ps/5000-8600rpm、61.2kgm/0-5100rpm)(北米仕様車)
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カリフォルニア州フリーモントの工場からラインオフしたばかりの「テスラ・モデルS」
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フルサイズの5ドアハッチバックで、もちろんピュアEV。
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テスラ初の「ロードスター」がほとんど手作りだったのに対し、第2弾の「モデルS」はクーカー製のロボットでライン生産される。オイルを使わないせいか、工場は非常にクリーンな印象。
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「モデルS」のデリバリー開始記念セレモニー後、インタビューに答えるテスラのイーロン・マスクCEO。
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「モデルS」はピュアEVのため、フロントグリルは不要のはず。しかし、中央にブラックアウトした部分をデザインし、保守層にも受け入れられやすい見た目を狙っている。
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テスラのエンブレムである「T」のマークが配置されたステアリングホイール。センターパネルには17インチの縦型タッチスクリーン。ここでほとんどすべての操作が可能なため、インパネまわりにハードスイッチがほとんどない。
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オーディオやエアコンはもちろんのこと、充電状況の確認、ステアリングの重さ設定、エアサスの硬さ設定、回生ブレーキの強弱、サンルーフの開閉など、あらゆる操作がこのスクリーンで可能。
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フロントシートはバケット形状ではないものの、大ぶりでしっかりと体を支えてくれる。
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光が差していて分かりにくいが、フロアは完全なフラットで、リアシートには大人3人が無理なく座ることができる。
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モーターは車体後部に搭載されるので、ボンネットの下には容量150リッターのトランクが用意される。
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リアトランクは745リッター。リアシートを倒せば1645リッターまで拡大可能。オプションで収納可能な子供用シート(後ろ向き!)を装着できる。
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他のEVと同じように、起動時から最大トルクを発生するモーターの特性からゼロ発進は相当に鋭い。0-60mph(約96km/h)加速はベーシック版が5.6秒、パフォーマンス版が4.4秒。
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試乗車は245/35R21サイズの大径タイヤを装着していたが、エアサスのチューニングが絶妙で、アメリカの荒れたフリーウェイも快適に走ることができた。
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「モデルS」の土台となるランニングコンポーネント。向かって右側が車体の前方。バッテリーはホイールベース間の床下に敷き詰められるため、オーバーハングに重量物はない。駆動用モーターは後輪の間に搭載されている。前後の重量配分は48:52と理想的。
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充電プラグは左リアコンビランプ脇に設置される。100V、200Vの普通充電のほか、急速充電にも対応。
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ボディーにはアルミが多用されていることを強調する担当者。それでも車重は2253kgと重量級。そのうちバッテリーが相当の割合を占めるはず。
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工場の従業員に見守られ、ラインオフする「モデルS」。この工場は元NUMMI(GMとトヨタの合弁工場)で、その時代からの従業員が引き続き多数採用されているという。
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セレモニーでは、最初のオーナーたちがマスクCEOから直接キーを渡され、そのまま乗り込んで工場から走り去っていった。
『テスラ・モデルS シグネチャー パフォーマンス(RR/1AT)【海外試乗記】』の記事ページへ戻る