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1/8今回の主役は、BOSEが披露したサスペンションシーティングシステム「Bose Ride」。写真は、2軸式の最新システムを搭載したデモカーの車内。
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2/8これは、単軸式Bose Rideの構造図。上下方向の揺れを抑制する。2010年からトラック用に販売され、多くのプロドライバーの身体的負担を軽減してきた。詳しくは、次ページにて。
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3/8新世代のBose Rideは2軸式。写真のように、縦方向に加えて横方向の揺れも感知して抑制する。
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4/8まずはシミュレーターで、「通常のトラックヤードにおけるトレーラー入れ替え作業」を疑似体験。Bose Rideが装着されていないケースでは、トレーラーの連結/切り離しのたび衝撃が体全体に伝わる。プロドライバーたちの厳しい労働環境を実感。
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5/8単軸式Bose Rideを装着した電動カートで、起伏に富んだ周回コースを巡る。システムのスイッチを入れると、瞬く間に上半身の上下動が減少した。なお、この単軸式は160kgまでの体重を支えることができる。
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6/8最後は屋外のデモカー(ミニバス)で、最新の2軸式Bose Rideを体験。
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7/8Bose Ride無しの状態だと惨憺(さんたん)たる結果になった描画や自撮りも、システムをONにした途端、楽々こなせるように。
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8/8ボーズ・オートモーティブのマーク・マンセル副社長。乗用車への普及を目指して、Bose Rideのさらなる軽量化と小型化に取り組んでいる。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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