-
1/16
-
2/16「三菱アウトランダーPHEV」は2017年2月にマイナーチェンジを受けた。今回の試乗車は、そのタイミングで新たに設定された最上級グレードの「Sエディション」。
-
3/16
スポーティーで上質な空間が演出されたインテリア。「Sエディション」には、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応した「スマートフォン連携ディスプレイオーディオ」が標準で備わる。
-
4/16「Sエディション」では、構造用接着剤の採用によるボディー剛性の強化や、ビルシュタイン製のショックアブソーバーの採用などにより、走行性能が高められている。
-
5/16バッテリーとモーターのみでの最大航続距離は60.2km、ハイブリッド燃料消費率は19.2km/リッター(いずれもJC08モード)を実現している。
-
三菱 アウトランダーPHEV の中古車webCG中古車検索
-
6/16パワーユニットは、2リッター直4エンジンに、フロントとリアにそれぞれ1基ずつのモーターが組み合わされ、4輪を駆動する。
-
7/16「Sエディション」では、細かい穴のあけられたパーフォレーションレザースポーツシートを標準装備する。
-
8/16ルーフがブラックとなる2トーンカラー(オプション)を選択できるのは「Sエディション」のみとなる。試乗車のボディーカラーは、ホワイトパール×ブラックマイカ。
-
9/16四輪駆動システム「S-AWC」の性能強化も図られており、主に滑りやすい路面の走破性が向上。前後モーターのトルク配分や、「アクティブヨーコントロール」の作法も見直され、圧雪路での定常円旋回性能が約30%向上したという。
-
10/16センターコンソールの「EV」と記されたスイッチを押すと、走行モードが「EVプライオリティーモード」に切り替わる。アクセルをベタ踏みするか、バッテリー残量が低下したとき意外は、エンジンを極力始動させないように制御される。
-
11/16リアシートは6:4の分割可倒式。シートを倒すことで、荷室の容量を拡大できる。(写真をクリックすると、シートの倒れる様子が見られます)
-
12/16電動ガラスサンルーフは「Sエディション」のみに標準で備わる。
-
13/16メーターパネルは2眼式。左はパワーメーターで、回生ブレーキによる充電状況などを確認できる。中央の液晶には、燃料や走行用バッテリーの残量が表示される。撮影時には、走行用バッテリーは空に近い状態だった。
-
14/162017年2月の改良では、予防安全技術「e-Assist」の性能も強化された。車線逸脱警報システムの精度が向上したほか、オートマチックハイビーム機構が主要グレードで標準装備となった。さらに後側方車両検知警報や後退時車両検知警報などもオプションで追加できるようになった。
-
15/16AC200V(写真左)と急速充電用(右)のソケットが並んで備わる。急速充電については、制御を見直すことで、80%充電までの所要時間が30分から25分に短縮された。
-
16/16三菱アウトランダーPHEV Sエディション

今尾 直樹
1960年岐阜県生まれ。1983年秋、就職活動中にCG誌で、「新雑誌創刊につき編集部員募集」を知り、郵送では間に合わなかったため、締め切り日に水道橋にあった二玄社まで履歴書を持参する。筆記試験の会場は忘れたけれど、監督官のひとりが下野康史さんで、もうひとりの見知らぬひとが鈴木正文さんだった。合格通知が届いたのは11月23日勤労感謝の日。あれからはや幾年。少年老い易く学成り難し。つづく。
三菱 アウトランダーPHEV の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ホンダ・プレリュード プロトタイプ(FF)【試乗記】 2025.9.4 24年の時を経てついに登場した新型「ホンダ・プレリュード」。「シビック タイプR」のシャシーをショートホイールベース化し、そこに自慢の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を組み合わせた2ドアクーペの走りを、クローズドコースから報告する。
-
ランボルギーニ・ウルスSE(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.3 ランボルギーニのスーパーSUV「ウルス」が「ウルスSE」へと進化。お化粧直しされたボディーの内部には、新設計のプラグインハイブリッドパワートレインが積まれているのだ。システム最高出力800PSの一端を味わってみた。
-
ダイハツ・ムーヴX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.2 ダイハツ伝統の軽ハイトワゴン「ムーヴ」が、およそ10年ぶりにフルモデルチェンジ。スライドドアの採用が話題となっている新型だが、魅力はそれだけではなかった。約2年の空白期間を経て、全く新しいコンセプトのもとに登場した7代目の仕上がりを報告する。
-
BMW M5ツーリング(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.1 プラグインハイブリッド車に生まれ変わってスーパーカーもかくやのパワーを手にした新型「BMW M5」には、ステーションワゴン版の「M5ツーリング」もラインナップされている。やはりアウトバーンを擁する国はひと味違う。日本の公道で能力の一端を味わってみた。
-
ホンダ・シビック タイプRレーシングブラックパッケージ(FF/6MT)【試乗記】 2025.8.30 いまだ根強い人気を誇る「ホンダ・シビック タイプR」に追加された、「レーシングブラックパッケージ」。待望の黒内装の登場に、かつてタイプRを買いかけたという筆者は何を思うのか? ホンダが誇る、今や希少な“ピュアスポーツ”への複雑な思いを吐露する。
新着記事
-
NEW
フォルクスワーゲン・ゴルフRアドバンス(前編)
2025.9.7ミスター・スバル 辰己英治の目利き「フォルクスワーゲン・ゴルフ」のなかでも、走りのパフォーマンスを突き詰めたモデルとなるのが「ゴルフR」だ。かつて自身が鍛えた「スバルWRX」と同じく、高出力の4気筒ターボエンジンと4WDを組み合わせたこのマシンを、辰己英治氏はどう見るか? -
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】
2025.9.6試乗記空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。 -
BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー
2025.9.5エディターから一言かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。 -
谷口信輝の新車試乗――BMW X3 M50 xDrive編
2025.9.5webCG Movies世界的な人気車種となっている、BMWのSUV「X3」。その最新型を、レーシングドライバー谷口信輝はどう評価するのか? ワインディングロードを走らせた印象を語ってもらった。 -
アマゾンが自動車の開発をサポート? 深まるクルマとAIの関係性
2025.9.5デイリーコラムあのアマゾンがAI技術で自動車の開発やサービス提供をサポート? 急速なAIの進化は自動車開発の現場にどのような変化をもたらし、私たちの移動体験をどう変えていくのか? 日本の自動車メーカーの活用例も交えながら、クルマとAIの未来を考察する。 -
新型「ホンダ・プレリュード」発表イベントの会場から
2025.9.4画像・写真本田技研工業は2025年9月4日、新型「プレリュード」を同年9月5日に発売すると発表した。今回のモデルは6代目にあたり、実に24年ぶりの復活となる。東京・渋谷で行われた発表イベントの様子と車両を写真で紹介する。