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1/19日本自動車研究所のテストコースを走る「スバル・レヴォーグ」の改良モデル。
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2/19「アイサイト」はステレオカメラをセンサーに用いたスバル独自の運転支援システム。現在のものは第3世代にあたる。
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3/19今回取材した改良型「アイサイト」は、2017年夏に発売される「レヴォーグ」「WRX S4」の改良モデルから順次投入される。
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4/19今回の改良における最大のトピックは、全車速域に対応した操舵支援機能つきACC「アイサイト・ツーリングアシスト」の採用である。
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5/192013年の東京モーターショーでお披露目された「レヴォーグ」。発売は翌年の6月に持ち越された。
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6/19「アイサイト・ツーリングアシスト」の作動状態は、メーター内のウィンドウとダッシュボード上段のマルチファンクションディスプレイで確認できる。
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7/19これまでのACC同様、「アイサイト・ツーリングアシスト」の操作はステアリングスイッチで行う。
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8/19テストコースの外周路で行われた体験試乗の様子。ペダルはもちろん、ステアリングもあまり操作する必要がなかったので、車内は半・自動運転状態だった。
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9/19技術者いわく「従来のシステムと比べて操舵アシスト量ももっとシッカリしたものに変更した」とのこと。写真の通り、指でちょんと支えているだけの状態だと、ステアリングが勝手にぐいぐい切れ込んでいく。
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10/1970km/hの走行区間では先行車が車線変更をし、こちらに道を譲るというデモも。こうした先行車の動きにつられることなく、「アイサイト・ツーリングアシスト」は車線を維持し続けた。
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11/19脇道へと“退場”していく先行車。こうした状態でも、区画線を認識している限り自車の挙動が乱れることはない。
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12/19先行車と区画線の両方を認識している場合、システムは双方の情報をもとに自車の進路を算出するのだが、判断材料の“比重”としては、後者の方をより重視しているという。
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13/19区画線が消された状態の道を行く先行車。実際の道では、渋滞などで先行車との車間が短く、かつ先行車がバスやトラックなどの大型車だった場合に区画線が見えない状態(先行車の車体によって区画線が隠されてしまう)に陥りやすいのだとか。
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14/19センサーによる外部の認識状況は、メーター内のディスプレイで確認可能。こちらは先行車と右の区画線を把握しておらず、左の区画線のみを参考に走行している状態である。
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15/19試乗の舞台となった日本自動車研究所のテストコースの外周路は、全長が5722m、最小曲線半径が60mというスケール。今回のテストは、速度域や先行者の挙動などを含め、「ちょっと流れが詰まり気味の都市高速」を思わせるシチュエーションだった。
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16/19当然のことながら、急なコーナなどでドライバーがステアリングを保持していない場合、システムの力だけでは曲がりきれずにクルマが外へとはらみ、最終的にシステムはオフになる。こうした場合でもクルマの挙動は落ち着いており、またシステムにも突然姿勢制御を放棄するような唐突さはなかった。
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17/19テストコースのスタート地点にて市場開始を待つ、「WRX S4」と「レヴォーグ」の改良モデル。
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18/19スバルでは高度化する運転支援システムの開発のため、北海道・美深町のテストコースを30億円を投じて改修するという。いずれは大げさなアピールを嫌うスバルが胸を張って「自動運転です」と言えるシステムが誕生するのだろうか?
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19/19

堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。
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