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1/29
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2/29「スバルWRX STI」のマイナーチェンジモデルは2017年5月に登場した。新デザインのフロントバンパーが採用されている。車両価格は406万0800円。
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3/29内装の質感も改善され、新たにハイグロスブラックのインパネ加飾パネルやドアスイッチパネルが採用された。
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4/29インパネ上部のマルチファンクションディスプレイ(5.9インチカラー液晶)に車両のさまざまな情報が表示される。写真はターボのブースト圧表示画面。
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5/292リッターのEJ20型フラット4ユニット。ツインスクロールターボが装着され、308psと422Nmを生み出す。
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6/29大型のリアスポイラー(オプション)がリアビューを好戦的に演出する。試乗車のボディーカラーは「WRブルー・パール」。
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7/29「タイプS」グレードでは、スバルとレカロが共同開発したフロントシートを選ぶことができる。運転席、助手席とも8ウェイの電動調節機能が備わる。
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8/29フロントシートと同様に、リアシートにも赤いアクセントと赤いステッチが施されている。シートベルトも赤が標準。
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9/29タイヤサイズは前後とも245/35R19。
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10/29「タイプS」にはビルシュタインダンパー(写真の黄色い部分)が標準で装着される。
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11/29今回のマイナーチェンジで、ヘッドランプがステアリング連動式のLED2灯(ハイ&ロー)となった。
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12/29ステアリングアシストには油圧式を採用。ステアリングギア比は13:1。
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13/29トランスミッションは6段MT。前後の駆動力配分はセンターデフ(プラネタリーギア)で41:59に設定されている。
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14/29マイナーチェンジの目玉であるマルチモードDCCD(横長の銀色のスイッチ)。センターデフの差動制限を全域で電子制御とすることで、俊敏な応答性とスムーズな回頭性を目指した。
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15/29
マルチモードDCCDにはマニュアルモードも用意されており、ロックからフリーまで6段階で設定できる。設定状況はメーターの中央部にバーで表示される。
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16/29大型のリアスポイラーは、意外や後方視界の邪魔にはならない。“トンネル”を通して後方を見るカタチとなるからだ。
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17/29インパネの液晶モニターには、フロントグリルと助手席側ドアミラーに装着されたカメラの映像を映し出すことができる。
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18/292リッターのフラット4ターボユニットは2400rpmで最大トルクの約90%に達する。回してこそ魅力を増すエンジンだ。
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19/29メーターは2眼式。タコメーター(左)のレッドゾーンは8000rpmから。スピードメーター(右)には290km/hまで記されている。
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20/29街乗りでは硬めだった足まわりも、走りのテンポを上げると滑らかな感触に変わってくる。やはり走ってこその「WRX STI」なのだ。
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21/29ブレーキはブレンボ製が標準。フロント(写真)には6ピストン、リアには2ピストンのモノブロックキャリパーが装着されている。
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22/29トランク容量は460リッター(VDA法)。リアシートには6:4の分割可倒機構が備わっている。
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23/29今回の試乗では、燃費は7.4km/リッター(満タン法)となった。燃料タンク容量は60リッター。
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24/29スバルWRX STI タイプS
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河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
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