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「ヨコハマ・アイスガード6(正式名:アイスガードiG60)」
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2/14従来品「アイスガード5プラス」(写真左)と、新製品「アイスガード6」。そのトレッドパターンは大きく異なっている。
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3/14非対称パターンを持つ「アイスガード6」。写真中央より左側(車体イン側)は氷上でのグリップ力確保を担い、対する右側(車体アウト側)は雪上でのトラクション性能を向上させる。「すべてのパターンは機能を伴うもので、見せかけのラインは一切ない」と開発者は胸を張る。
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4/14全方位的な進化が図られた「アイスガード6」。中でも氷上性能とウエット性能の向上が、開発のポイントとされている。
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5/14雪上性能は、トレッド面の溝面積を増やし、カギ形のスポットを設けることで改善。雪道を踏み固めながら、溝に入った雪を効率的に排出できるようになったという。
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6/14「アイスガード6」では、凍結路面に対する摩擦効果と排水効果を両立。装着当初からハイレベルな氷上性能を発揮できるとうたわれる。
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7/142017年2月に開催された、「アイスガード6」試走会のひとこま。従来品「アイスガード5プラス」を履いた「トヨタ・プリウス」と「アイスガード6」装着車を、特設コースで交互に乗り比べた。
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8/14従来品よりタイヤのパターンノイズを従来比33%低減させた「アイスガード6」は、快適性もセリングポイントのひとつ。写真は、雪上でスラローム走行に臨む「アウディA4」のアイスガード6装着車両。
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9/14「ライフの長さ」も「アイスガード6」の特長とされる。およそ4年後でも、新品とほぼ変わらぬ基本性能を維持できるという。
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10/14制動テストに臨む。「アイスガード6」装着車は、「アイスガード5プラス」を使用したものに比べ、氷上での制動距離を15%短縮できるとされる。
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11/14「アイスガード6」では、低燃費タイヤ「ブルーアース」で培った省燃費技術を活用。表面を覆うトレッドゴムの内側に低発熱のベースゴムを挿入することで、燃費性能も向上させた。
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12/14こちらは、2017年6月に、スケートリンクを舞台に行われた氷上テストの様子。
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13/14スケートリンクでの氷上テストに臨む筆者。新製品では、加速性能や制動距離といった数値上の差異のほかに、「より安心して乗れる」という心理的メリットを実感することができた。
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14/14「アイスガード6」のサイズは、265/35R19 94Qから135/80R13 70Qの全95種類。今後も追加が予定されている。価格はオープンプライス。

生方 聡
モータージャーナリスト。1964年生まれ。大学卒業後、外資系IT企業に就職したが、クルマに携わる仕事に就く夢が諦めきれず、1992年から『CAR GRAPHIC』記者として、あたらしいキャリアをスタート。現在はフリーのライターとして試乗記やレースリポートなどを寄稿。愛車は「フォルクスワーゲンID.4」。
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