-
1/23
-
2/23元祖スペシャリティーカー「フォード・マスタング」の対抗馬として1966年に登場した「シボレー・カマロ」。現行型は6代目のモデルにあたり、日本では2017年11月にクーペとコンバーチブルが同時に発売された。
-
3/23インテリアは基本的にクーペと共通。電動ソフトトップの操作パネルはフロントウィンドウの上部に設けられている。
-
4/23「キャデラックATS」などでおなじみの2リッター直4直噴ターボエンジン。275psの最高出力と、400Nmの最大トルクを発生する。
-
5/231974年登場の「マスタングII」より、2世代にわたり4気筒エンジンをラインナップの中心としてきた「フォード・マスタング」に対し、「カマロ」は半世紀を超える歴史の中で、4気筒エンジンの設定は今回が初となる。
-
シボレー カマロ コンバーチブル の中古車webCG中古車検索
-
6/23本国では多彩な仕様やパワープラントが用意されている「カマロ」。日本向けにはクーペの「SS」と「LT RS」、そして「コンバーチブル」の3モデルが用意されている。
-
7/23日本仕様では、充実した装備も現行型「カマロ」の見どころ。ヒーターとベンチレーション機構を内蔵した電動調整式レザーシートや、BOSE製のオーディオシステム、ヘッドアップディスプレイなどが全車に採用される。
-
8/23「コンバーチブル」とクーペのV8モデル「SS」に装備されるリアスポイラー。直4モデルの「LT RS」にはリップタイプのスポイラーが装備される。
-
9/23日本仕様の「カマロ」では、V8モデルの「SS」では前後ともに、直4モデルの「LT RS」と「コンバーチブル」ではフロントのみ、ブレーキがブレンボ製となる。
-
10/23ソフトトップを閉じた状態の「カマロ コンバーチブル」。複雑な格納機構を備えながら、薄いグリーンハウスが特徴的なクーペとほぼ同じスタイリングを実現している。
-
11/23ルーフの開閉はボタン操作だけで可能。開閉に要する時間は約13秒で、オープン時にはソフトトップが完全にトノカバーの下に格納される。
-
12/23乗車定員は4人。リアシートにスルーローディング機構はなく、足元はワイヤレスチャージング機能付きのコンソールによって左右に分割されている。
-
13/23ボディーカラーはクーペと同じで、2種類の有償色を含む全5色のラインナップ。ソフトトップの色はブラックのみとなっている。
-
14/23キャデラックの「ATS」や「CTS」などと同じ、アルファアーキテクチャーをベースに開発された現行型「カマロ」。従来モデルよりひとまわりコンパクトとなったボディーサイズとも相まって、大幅な軽量化を実現している。
-
15/23トランスミッションはトルコン式の8段AT。なお、日本未導入の最上級モデル「カマロZL1」には10段ATが用意されている。
-
16/23速度計とエンジン回転計、フルカラーのマルチインフォメーションディスプレイで構成されるメーターパネル。ディスプレイの表示は、ステアリングスイッチによって切り替えることができる。
-
17/233.6リッターV6自然吸気から、2リッター直4ターボへとエンジンが変更された日本仕様の「カマロ コンバーチブル」。最高出力は低下したものの、より強力なトルクを広い回転域で発生するようになった。
-
18/23直4エンジン+8段ATというパワープラントの組み合わせも含め、走りに関する仕様は基本的にクーペの「LT RS」と共通。「SS」に装備されるLSDや減衰力磁性流体ダンパーは用意されていない。
-
19/23タイヤサイズは前後同径の245/40R20。ブライトシルバー塗装が施された、ダブル5スポークの20インチアルミホイールと組み合わされる。
-
20/23トランク容量は7.3立法フィート(約207リッター、本国仕様)。ルーフを開ける際にはパーテーションで荷室を仕切る必要があり、さらに容量が小さくなる。
-
21/23センターコンソールに備わる「ドライバーモードセレクター」の操作スイッチ。「ウェザー」「ツアー」「スポーツ」の3種類の走行モードが用意されている。
-
22/23軽量・高剛性のプラットフォームに適切な前後重量配分、煮詰められたサスペンションの設定、高効率のパワープラントと、現行型「カマロ コンバーチブル」は走りに関してすみずみまで考え抜かれたクルマとなっていた。
-
23/23シボレー・カマロ コンバーチブル

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
シボレー カマロ コンバーチブル の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
MINIジョンクーパーワークス(FF/7AT)【試乗記】 2025.10.11 新世代MINIにもトップパフォーマンスモデルの「ジョンクーパーワークス(JCW)」が続々と登場しているが、この3ドアモデルこそが王道中の王道。「THE JCW」である。箱根のワインディングロードに持ち込み、心地よい汗をかいてみた。
-
ホンダ・アコードe:HEV Honda SENSING 360+(FF)【試乗記】 2025.10.10 今や貴重な4ドアセダン「ホンダ・アコード」に、より高度な運転支援機能を備えた「Honda SENSING 360+」の搭載車が登場。注目のハンズオフ走行機能や車線変更支援機能の使用感はどのようなものか? 実際に公道で使って確かめた。
-
ホンダ・プレリュード(FF)【試乗記】 2025.10.9 24年ぶりに復活したホンダの2ドアクーペ「プレリュード」。6代目となる新型のターゲットは、ズバリ1980年代にプレリュードが巻き起こしたデートカーブームをリアルタイムで体験し、記憶している世代である。そんな筆者が公道での走りを報告する。
-
日産リーフB7 X(FWD)/リーフB7 G(FWD)【試乗記】 2025.10.8 量産電気自動車(BEV)のパイオニアである「日産リーフ」がついにフルモデルチェンジ。3代目となる新型は、従来モデルとはなにが違い、BEVとしてどうすごいのか? 「BEVにまつわるユーザーの懸念を徹底的に払拭した」という、新型リーフの実力に触れた。
-
アストンマーティン・ヴァンキッシュ クーペ(FR/8AT)【試乗記】 2025.10.7 アストンマーティンが世に問うた、V12エンジンを搭載したグランドツアラー/スポーツカー「ヴァンキッシュ」。クルマを取り巻く環境が厳しくなるなかにあってなお、美と走りを追求したフラッグシップクーペが至った高みを垣間見た。
新着記事
-
NEW
ただいま鋭意開発中!? 次期「ダイハツ・コペン」を予想する
2025.10.13デイリーコラムダイハツが軽スポーツカー「コペン」の生産終了を宣言。しかしその一方で、新たなコペンの開発にも取り組んでいるという。実現した際には、どんなクルマになるだろうか? 同モデルに詳しい工藤貴宏は、こう考える。 -
NEW
BMW R1300GS(6MT)/F900GS(6MT)【試乗記】
2025.10.13試乗記BMWが擁するビッグオフローダー「R1300GS」と「F900GS」に、本領であるオフロードコースで試乗。豪快なジャンプを繰り返し、テールスライドで土ぼこりを巻き上げ、大型アドベンチャーバイクのパイオニアである、BMWの本気に感じ入った。 -
マツダ・ロードスターS(後編)
2025.10.12ミスター・スバル 辰己英治の目利き長年にわたりスバル車の走りを鍛えてきた辰己英治氏。彼が今回試乗するのが、最新型の「マツダ・ロードスター」だ。初代「NA型」に触れて感動し、最新モデルの試乗も楽しみにしていたという辰己氏の、ND型に対する評価はどのようなものとなったのか? -
MINIジョンクーパーワークス(FF/7AT)【試乗記】
2025.10.11試乗記新世代MINIにもトップパフォーマンスモデルの「ジョンクーパーワークス(JCW)」が続々と登場しているが、この3ドアモデルこそが王道中の王道。「THE JCW」である。箱根のワインディングロードに持ち込み、心地よい汗をかいてみた。 -
航続距離は702km! 新型「日産リーフ」はBYDやテスラに追いついたと言えるのか?
2025.10.10デイリーコラム満を持して登場した新型「日産リーフ」。3代目となるこの電気自動車(BEV)は、BYDやテスラに追いつき、追い越す存在となったと言えるのか? 電費や航続距離といった性能や、投入されている技術を参考に、競争厳しいBEVマーケットでの新型リーフの競争力を考えた。 -
ホンダ・アコードe:HEV Honda SENSING 360+(FF)【試乗記】
2025.10.10試乗記今や貴重な4ドアセダン「ホンダ・アコード」に、より高度な運転支援機能を備えた「Honda SENSING 360+」の搭載車が登場。注目のハンズオフ走行機能や車線変更支援機能の使用感はどのようなものか? 実際に公道で使って確かめた。