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1/12試走車の「トヨタ・マークX」に装着されたグッドイヤーの新製品「エフィシエントグリップ コンフォート」。
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2/12日本市場における戦略を語る、日本グッドイヤーの金原雄次郎社長。プレミアムカーのタイヤ市場において、純正装着とリプレイスの双方で「E-グリップ」シリーズの存在感を高めたいと述べた。
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3/12試走会場に展示された「E-グリップ」シリーズの製品群(右端のみ「ベクター4シーズンズ ハイブリッド」)。日本市場において、E-グリップシリーズはグッドイヤーの主力商品となっている。(写真=webCG)
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4/12試走が行われた2つの特設コースは、異なる路面状況での騒音の違いや、スラロームやダブルレーンチェンジにおける操縦性、低ミュー路での制動力などを試すレイアウトとなっていた。
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5/12乗用車用タイヤの新製品「エフィシエントグリップ コンフォート」。「イーグルLS EXE」の後継を担うコンフォートタイヤで、世代交代に伴い、属するブランドも「イーグル」から「E-グリップ」に変更されることとなった。
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6/12トレッドパターンについては、ショルダーブロックを細分化し、ピッチ数を増加。パターンノイズの低減と、振動の抑制を実現している。
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7/12静粛性に加え、乗り心地やロングライフ性能にも配慮がなされている「エフィシエントグリップ コンフォート」。ウエット路面でのグリップ性能も向上しているという。
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8/12SUV用のプレミアムタイヤ「エフィシエントグリップ パフォーマンスSUV」。快適性と走りのよさの両立をうたう「E-グリップ」シリーズの上級モデルである。
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9/12「エフィシエントグリップ パフォーマンスSUV」を装着した「レクサスRX」の試走車。静粛性の向上に加え、路面追従性を重視したポリマーや六角形の断面形状を持つビードの採用などにより、ステアリングレスポンスを高めている。
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10/12せっかくの試走会だったが、当日はご覧の通りの雨模様。車速を上げられるようなシチュエーションではなく、コーナリング性能の向上などを体感することはできなかった。
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11/12今回の試走会では、従来品と新製品の違いに加え、「エフィシエントグリップ パフォーマンス」や「エフィシエントグリップ エコEG01」といった、他の現行製品との比較も行われた。
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12/12成長を続けるSUV用タイヤ市場でのプレゼンス拡大を見込んで投入された「エフィシエントグリップ パフォーマンスSUV」。製品バリエーションの拡大により、グッドイヤーの「E-グリップ」シリーズがどこまで市場での存在感を増すか、注目したい。

河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
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