-
1/162017年に発表された横浜ゴムの最新スタッドレスタイヤ「アイスガードiG60」。
-
2/16今回の試走会は、2015年に開設されたばかりの、北海道旭川の「北海道タイヤテストセンター」で行われた。
-
3/16試走会の前日にはタイヤにまつわる勉強会も催され、「タイヤにシリカを配合する理由とは?」「スタッドレスタイヤで氷上性能と雪上性能がトレードオフの関係となるのはなぜ?」といった技術的な説明が行われた。
-
4/16まだ完成したばかりの屋内氷盤試験場。氷上性能を評価する氷盤の状態を、一定に保つことができるという。
-
5/16屋内氷盤試験場では乗用車だけでなく、バスやトラックなどを使った商用車用ウインタータイヤの試験も可能となっている。
-
6/16「アイスガードiG60」は、従来品を上回る氷上ブレーキ性能やウエットグリップ性能に加え、約4年を経ても高い性能を保っていられるロングライフ性能も備えているという。
-
7/16さまざまな技術が取り入れられた「アイスガードiG60」のトレッドパターン。イン側(写真左)を氷上性能に配慮したデザイン、アウト側(同右)を雪上性能に配慮したデザインとする、左右非対称のパターンが用いられている。
-
8/16ハンドリング路を行く、「アイスガードiG60」を装着した「BMW X3」。今回のテストでは気温の上昇によって路面状況が変わるようなことがなく、ほぼ同じシチュエーションで、さまざまなタイヤの性能を試すことができた。
-
9/16試走会では屋内氷盤試験場を使った氷上ブレーキ性能の比較も行われた。
-
10/16欧州向けウインタータイヤのコンパウンドと、スタッドレスタイヤ「アイスガードiG60」のコンパウンドが用いられた、2種類のスリックタイヤ。コンパウンドの違いがもたらす性能の差を比較するために用意されたものだ。
-
11/16見た目はまったく同じ2つのスリックタイヤだが、運転するとその差は歴然。「アイスガードiG60」のコンパウンドを用いたスリックタイヤは、少なくとも今回のシチュエーションでは「このまま不自由なく走れるのでは?」と錯覚させられるほどの性能を有していた。
-
12/16続いて「アイスガードiG60」のコンパウンドと「アイスガード5プラス」のトレッドパターンを組み合わせたタイヤを、通常のアイスガードiG60と比較。特に氷上でのグリップ性能の違いを実感することとなった。
-
13/16“特注タイヤ”を使ったコンパウンドとトレッドパターンの比較試走については、屋外コースでの8の字走行と、屋内氷盤試験場での氷上ブレーキテストの2つのプログラムが用意されていた。
-
14/16ハンドリング路では、世界の各地域で販売されるタイヤの比較試走も行われた。
-
15/16試走に用意された3種類のタイヤ。手前からスタッドレスタイヤの「アイスガードiG60」、欧州向けのウインタータイヤ「ブルーアース ウインターV905」、北米向けのオールシーズンタイヤ「AVIDアセンド」。
-
16/16ここで紹介した横浜ゴムの試走会も含め、今冬も数多くのイベントに参加し、さまざまな製品の実力に触れてきた河村氏。「アイスガードiG60」はそうしたイベントで試した冬用タイヤの中でも、トップレベルの性能を有していたようだ。

河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
エディターから一言の新着記事
-
第858回:レースの技術を市販車に! 日産が「オーラNISMO RSコンセプト」で見せた本気 2026.1.15 日産が「東京オートサロン2026」で発表した「オーラNISMO RSコンセプト」。このクルマはただのコンセプトカーではなく、実際のレースで得た技術を市販車にフィードバックするための“検証車”だった! 新しい挑戦に込めた気概を、NISMOの開発責任者が語る。
-
第857回:ドイツの自動車業界は大丈夫? エンジニア多田哲哉が、現地再訪で大いにショックを受けたこと 2026.1.14 かつてトヨタの技術者としてさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さん。現役時代の思い出が詰まったドイツに再び足を運んでみると、そこには予想もしなかった変化が……。自動車先進国の今をリポートする。
-
第856回:「断トツ」の氷上性能が進化 冬の北海道でブリヂストンの最新スタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1」を試す 2025.12.19 2025年7月に登場したブリヂストンの「ブリザックWZ-1」は、降雪地域で圧倒的な支持を得てきた「VRX3」の後継となるプレミアムスタッドレスタイヤ。「エンライトン」と呼ばれる新たな設計基盤技術を用いて進化したその実力を確かめるべく、冬の北海道・旭川に飛んだ。
-
第855回:タフ&ラグジュアリーを体現 「ディフェンダー」が集う“非日常”の週末 2025.11.26 「ディフェンダー」のオーナーとファンが集う祭典「DESTINATION DEFENDER」。非日常的なオフロード走行体験や、オーナー同士の絆を深めるアクティビティーなど、ブランドの哲学「タフ&ラグジュアリー」を体現したイベントを報告する。
-
第854回:ハーレーダビッドソンでライディングを学べ! 「スキルライダートレーニング」体験記 2025.11.21 アメリカの名門バイクメーカー、ハーレーダビッドソンが、日本でライディングレッスンを開講! その体験取材を通し、ハーレーに特化したプログラムと少人数による講習のありがたみを実感した。これでアナタも、アメリカンクルーザーを自由自在に操れる!?
新着記事
-
NEW
アウディA5 TDIクワトロ150kW(4WD/7AT)【試乗記】
2026.1.21試乗記「アウディA5」の2リッターディーゼルモデルが登場。ただでさえトルクフルなエンジンに高度な制御を自慢とするマイルドハイブリッドが組み合わされたリッチなパワートレインを搭載している。260km余りをドライブした印象をリポートする。 -
NEW
働くクルマは長生きだ! 50年以上続く車名がゴロゴロある商用車の世界
2026.1.21デイリーコラム乗用車ではトヨタの「クラウン」「カローラ」、日産の「スカイライン」などが長く続く車名として知られるが、実は商用車の世界にはこれらと同等のご長寿モデルが数多く存在している。生涯現役時代の今にふさわしい働くクルマの世界を見てみよう。 -
NEW
第99回:「トヨタGR GT」と「レクサスLFAコンセプト」(後編) ―対極的な2台の造形からスポーツカーの教義を考える―
2026.1.21カーデザイン曼荼羅コンポーネントを共用するのに、その形は全然違う! トヨタの次世代スーパースポーツ「トヨタGR GT」と「レクサスLFAコンセプト」のデザインを、有識者と比較検証。突き抜けて武骨なGR GTか、優雅で知的なLFAか、あなたならどちらを選ぶ? -
クルマの乗り味の“味”って何だ?
2026.1.20あの多田哲哉のクルマQ&A「乗り味」という言葉があるように、クルマの運転感覚は“味”で表現されることがある。では、車両開発者はその味をどう解釈して、どんなプロセスで理想を実現しているのか? 元トヨタのエンジニア、多田哲哉さんに聞いた。 -
プジョー208 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2026.1.20試乗記「プジョー208」にマイルドハイブリッド車の「GTハイブリッド」が登場。仕組みとしては先に上陸を果たしたステランティス グループの各車と同じだが、小さなボディーに合わせてパワーが絞られているのが興味深いところだ。果たしてその乗り味は? -
ベントレー・コンチネンタルGTアズール(4WD/8AT)【試乗記】
2026.1.19試乗記ベントレーのラグジュアリークーペ「コンチネンタルGT」のなかでも、ウェルビーイングにこだわったという「アズール」に試乗。控えめ(?)な680PSのハイブリッドがかなえる走りは、快適で満ち足りていて、ラグジュアリーカーの本分を感じさせるものだった。
