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1/14散水路を走行する、「ミシュラン・プライマシー4」を装着した「トヨタ・クラウン」。
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2/142018年6月18日に日本導入が発表された「ミシュラン・プライマシー4」。欧州でも同年2月に発売されたばかりのプレミアムコンフォートタイヤである。
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3/14東京・新宿にて行われた発表会において、撮影に応じる日本ミシュランタイヤのポール・ペリニオ社長(右)と、“ミシュラン最古の従業員”ことビバンダム氏(左)。
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4/14発表会場に展示されていた「プライマシー」シリーズの歴代製品。左奥から、第1世代の「パイロットプライマシー」、第2世代の「プライマシーHP」と「プライマシーLC」、第3世代の「プライマシー3」。
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5/14「トヨタ・クラウン」に装着された「プライマシー4」。製品名にも表れている通り、「プライマシー」シリーズとしては第4世代の製品となる。
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6/14「ユーザーの安全意識の高まりや、電動車の普及などを考慮し、今回はウエットグリップ性能や静粛性、省燃費性能の向上に力を注いだ」と語る、日本ミシュランタイヤ ブランド戦略マネージャーの大河内昌紀氏。
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7/14「プライマシー4」のトレッドパターン。タイヤに彫られたピッチの間隔を調整するなど、各所にロードノイズを抑えるための工夫がなされている。
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8/14「プライマシー4」の断面。トレッド部を通る4本の縦溝に注目。他の一般的なタイヤでは台形となっているのに対し、よりスクエアな形状となっている。
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9/14「プライマシー4」は“プレミアムコンフォートタイヤ”とうたうだけに、静的質感についても配慮。18インチ以上のサイズでは、サイドウオールに「プレミアムタッチデザイン」と呼ばれるベルベッド加工が施される。
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10/14まずはウエット路面にて「プライマシー4」のブレーキング性能を試す。
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11/14今回の試走では、新品状態と残溝2mmまで磨耗させた状態の、2つの「プライマシー4」を使用。ちなみに、タイヤの残溝が1.6mm以上ないと車検に合格しない。
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12/14磨耗した「プライマシー4」と「プライマシー3」のウエットブレーキ性能の差は、制動距離はもちろん、減速Gの違いを体感できるほどだった。
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13/14水を撒いたハンドリング路において「プライマシー4」の性能をチェック。絶対的なグリップ性能の高さはもちろん、限界を超えた際の挙動の穏やかさも特徴だった。
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14/14オーバルコースでの高速走行において、「プライマシー4」の静粛性を確かめる筆者。

河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
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